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タイツメーカーが良かれと思って自社製品をイラストレーターたちに発注して絵にしてもらったところフェミニストにぶっ殺された事件

TABLO / 2020年11月4日 5時40分

タイツメーカーが良かれと思って自社製品をイラストレーターたちに発注して絵にしてもらったところフェミニストにぶっ殺された事件

写真はイメージです

タイツメーカー・アツギ株式会社の公式Twitterに対し、抗議の声が殺到。ネット上で「正直、気持ち悪いです」「とても不快だった」といった声が相次ぎ、不買運動にまで発展しているようです。

ことの発端は11月2日。この日はタイツの日ということで、タイツメーカーのアツギは公式Twitterにて自社製品をイラストでPR。この日のために複数のイラストレーターに依頼し、自社製品を着用した女の子を描いてもらったとのことで、「#ラブタイツ」のハッシュタグをつけてイラストを紹介していました。

しかし、このイラストに関して、ネット上で「性的搾取」といった声が浮上してしまいます。というのも、タイツやストッキングをPRする目的であるため、イラストの多くが脚を強調しており、中にはかなりきわどいものも。スカートをたくし上げる女子高生に『見てもいいからね』といったセリフをつけたり、スカートの中の下着まで描かれているものもあったのですが、これらのイラストにアツギ公式は『素敵なイラストばかりで、動悸がおさまらないアツギ中の人。みんな……めちゃくちゃ可愛くないですか………』とご満悦の様子でした。

参考記事:【香港】水着イラスト看板が「性的」と抗議を受けるも、その差し替えが「オモロイ」と話題に 日本だとどうなる? | TABLO

そして、この広告に批判の声が相次ぎ、Twitterなどでは「女性向け商品なのになんで男性向け絵でPRするの」といった声をはじめ、

「“女性がタイツを履く喜び”じゃなくて“タイツを履く女性を鑑賞する喜び”の表現になっているということは、主体性を女性ではなくそれを消費する男性においているということになぜ気づかないのでしょうか?」

「正直、気持ち悪いです。貴社のストッキング、タイツ好きでしたけど今回の企画ちょっと本当に気持ち悪いです。タイツは誰のためのものですか? タイツ履いてる女の子見て興奮する人のためのものですか?」

「アツギ製品は女性に寄り添うブランドではなく、タイツフェチの男性に寄り添うブランドなんだということがよくわかるPR。製品のターゲット外にアピールしてターゲットからは反感を買って、何がしたいんだろ。こういう反応になることも予想できないなら今の時代広報は務まらないと思う」

「女性が買って使用するものの企画を、女性が不快だと思ったのなら、企業の企画はどう見ても失敗。私もとても不快だった」

などといった声が寄せられていました。

関連記事:ドイツ・風俗店の『新しい風俗様式』に日本人フェミニストが憤慨 するも「この人たちの生活費どうすんだよ」と逆襲に合う | TABLO

イラスト自体は素敵なものばかりであったものの、それを企業のPRとして使うとなると不適切であったことは間違いないでしょう。

つい先日には、タカラトミーが公式Twitterにて不適切な投稿を行い、炎上したばかり。企業アカウントはもう少し慎重にSNSを運用してほしいものです。(文◎絹田たぬき)

あわせて読む:『生きるために、化粧をする』? KANEBOのCMに「おっさんたち化粧しなくても生きてますよね?」とツッコミ入る! | TABLO

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