日本のアニメ・漫画は“児童ポルノの温床”だと豪州の女性議員が発狂し大型書店からラノベを締め出す 福島瑞穂議員もナント規制賛成派!?

TABLO / 2020年11月4日 9時55分

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看過できない「ニュース」が南半球から飛び込んできた。ことの発端は、オーストラリアで日本からのアニメやマンガ、グッズなどを輸入する業者が、税関で差し止めらえた、とネット上で訴えたことだった。

理由はこれら日本のアニメ・マンガが、児童ポルノにあたるということ。

この出来事は、オタク系ネット掲示板を中心に瞬く間に世界中に発信され、それがそのまま日本にも伝えられた。実際の輸入禁止物を見たワケではないので断定はできないが、写真などで判断する限り、いわゆる「同人系」の雑誌類が多いように見受けられる。確かに、これらの創造物に対し児童ポルノと問題にする人たちはいるだろう。

が、しかし、ことの本質はそんな単純なことではないようだ。

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人気ラノベ作品も書店から締め出し

実のところオーストラリアでは、以前から日本のアニメ・マンガに標準を定め、「児童ポルノ」製造国として非難のターゲットを絞っていた様子が見られるのだ。それが露見したのは、今年2月29日にオーストラリアの公共放送「ABCニュース」で発信された日本のアニメ・マンガがいかに同国における児童ポルノの温床となっているか、というリポートだった。

詳細は当該記事で確認いただきたいが、日本アニメ・マンガ禁輸急進派の同国女性国会議員が直接日本まで出向いて確認し、さらに日本国内の人権派団体とも協議した……とも記事は述べている。

実はこの女性議員、すでに他の日本製アニメ・マンガもゲットしており、今年の夏には彼女らの基準で“危険”と判断した作品を、同国に進出する日本の大型書店から駆逐することに成功している。その駆逐された作品の中には、「ノーゲーム・ノーライフ」などの人気ラノベ作品も含まれていた。

為念、筆者の立場を述べておけば、児童ポルノはもちろん、あらゆる性犯罪に厳しくあたるべし、というスタンスをとっている。それと同時に、いかなる表現であろうと創作物上では許されるべきという信念もある。

反骨のルポライター・竹中労の言葉を借りれば「(表現の自由は)馬の糞でも守るべき」ということだ。実は、このアニメ・マンガ規制はオーストラリアで提起されるはるか以前から、児ポ法や青少年保護育成条例の改正問題として日本の国会でも大きな議論を呼んでいた。

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自称人権派の動きに要注意

詳細を述べるスペースはないのでざっくりと述べるが、規制推進派の警察官僚出身・葉梨康弘自民党議員や警視庁御用達の学者、そして「人権派」アグネス・チャン女史VS法改正に反対する枝野幸男民主党議員(当時)や保坂展人社民党議員(当時)らの論戦であった。そしてここがミソなのだが、福島瑞穂議員ら社民党の女性議員たちは、概ねみな、規制賛成側にまわっていたのだ。

今回の急進派オーストラリア議員による日本文化排除をけっして対岸の火事としてみてはいけない。また、海外の「人権派」と日本の「人権派」がタッグを組んで、人権後進国として日本を告発する、というのはもはや定番ともいえるスタイルだろう。

前述したように、児童の性被害に厳しくあたるのは当然のことだ。しかし、それを表現の枠組みにまで踏み込むことはあまりにも多くの危険性をはらんでいる。ことと次第によっては、「人権派」が人権を抑圧する旗振りを演じてしまう……という悲喜劇もあり得るのだ。(文◎堂本清太)

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