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西野朗監督「何が足りなかったんでしょうね」大喜利にこぞって参加するネット民たち 「歴史が足りない」の声も

TABLO / 2018年7月3日 11時58分


 2018FIFAワールドカップでは、グループHを消極的な戦法で勝ち進んだ日本代表に対する賛否両論が巻き起こりました。
 批判や混沌を抱えたまま7月3日午前3時に試合開始となった日本vsベルギーの一戦、この試合を目の当たりにして、今なお何かしらのモヤモヤや批判的意見を抱えている人は恐らくいないのではないでしょうか。

 結果的に日本は惜敗となりましたが、FIFAランキング3位のチームを相手に前半は0-0で折り返し、後半が始まると早々に2点を先制。その後も3点目を取りに行く姿勢と攻防には、実に清々しい姿と高い組織力がありました。

 実際にグループHの最終戦には手厳しい意見を寄せていた海外メディアも、こぞって日本代表の戦いに「アジアの誇りを守った」「今大会最も熱い戦いだった」と拍手を送っており、個人評価ではMVPに乾選手を選出、またほぼ全員の日本代表選手をベルギー代表選手より高く評価するに至っています。

 インターネット上にあれだけあった批判的意見も鳴りを潜めており、代わりに西野朗監督が試合後インタビューで語った「追い詰めましたけど、何が足りなかったんでしょうね」との質問返しに対する回答探しが行われることになったのです。


・GKを外す勇気
・ソシャゲで言えばSSRばっかのとこにNRで戦ってるようなもんなんだから まず強い選手
・誇りだよ
・選手層だよ 1軍と2軍の力の差がありすぎ
・どう考えても身長やろw 予想通りヘッドで好き放題やられてるしw
・組織力はあるから これに個の力を加える
・実戦経験の差だろうな まだまだ歴史が足りない


 中には、動きの悪かったとする選手の個人名をあげ誹謗中傷するような書き込みもありますが、大半のコメントはどれも建設的なものとなっています。

 いずれにせよ、大きな批判と逆風を見事払い除けた日本代表・西野朗監督が試合後インタビュアーに問われた「世界との差は?」に対する回答「全てだと思います。でもわずかだと思います」に表れている通り、ベスト8以上という悲願までに足りないものは、あと少しのところまで迫っているのかもしれません。
 W杯4試合を戦い抜いた全スタッフを含む日本代表チームに、今一度エールと拍手を贈りたいと思います。(文◎編集部)

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