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ギエエエ! なんじゃこりゃあ!? 韓国人男女に部屋を貸したら破壊された家主の叫び 民泊新法は大丈夫か?

TABLO / 2018年7月3日 17時30分

 住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月15日に施行され、どんな物件で民泊を営めるかなど、今まではっきりしていなかった部分が明文化されたことで、考えようによっては誰でも民泊に安心して参入しやすくなったとも言えます。

 しかし、素人が外国人に部屋を貸すことになると、こんなケースも起こりえるんだよという仰天な事件が6月29日にタイで報道され、話題になっています。

 タイ南部のビーチリゾート地プーケットでコンドミニアムを所有する女性オーナーが韓国人男女のカップル(女性は米国籍)に部屋を賃貸し、2人は滞在期間を終えチェックアウトしました。

 オーナーの女性は部屋を確認してとくに問題が無いので、鍵を受け取り2人を送り出した...ところまではごく普通で何も変わったところはありませんでした。

 しばらくしてからオーナー女性は再度部屋に入ったところ、信じられない光景を目にしたのです。

 部屋中になぜかプロテインの粉末が巻きちらされ、壁にもぶちまけてありました。洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、電気ポットといった電気機器の電源コードがことごとく切断されています。

 カーテンは切り裂かれ、テレビも破壊され内部に水が注ぎ込んでありました。さらにソファーもズタズタに切られ、切れ目にはキムチが詰められているという徹底ぶり!

 韓国人カップルはどうやら密かに合鍵を作っておき、チェックアウト後に戻ってきてメチャクチャにしていったようなのです。


 カップルは部屋によほど不満があったのでしょうか。恨みっぷりが尋常ではないですが、頭に来る事情があったにしても、もはや立派な器物損壊罪です。見積もりを取ったところ、全て元どおりに修繕するのに343,000バーツ(約115万円)かかることも判明しました。

 さすがに怒り心頭のオーナー女性は、警察と入国管理警察(日本の入国管理局に相当)に通報済みで、韓国人カップルがタイ国外に出られないようにしたとのこと。

 タイのネット民はオーナー女性に同情して2人の身元特定作業を進めるとともに、メチャメチャにされた部屋の写真をシェアしてこの2人に部屋を貸さないよう注意を呼び掛けています。

 教訓は、合鍵が簡単に作れないようにカードキーやメーカー登録制のディンプルキーにしておくことでしょうか。そうすればこのようなケースは防止できそうですが、他にも予想外のトラブルが絶えず起こりかねない民泊は、参入に相当の覚悟が必要そうだと考えさせられる事件でした。(取材・文◎赤熊賢)

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