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またテレビクルーの行動が問題に 西日本豪雨で『Mr.サンデー』は何をしでかしたのか

TABLO / 2018年7月10日 12時51分


 今月6日から8日にかけ、西日本を中心に集中豪雨が続き、数十年に一度の重大な災害が予想される際に出される「大雨特別警報」が福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、京都、兵庫、岐阜、愛媛、高知の11府県で発せられた「平成30年7月豪雨」。

 この災害では現在までに死者127人、安否不明者が61人と甚大な被害が発生しており(2018年7月10現在)、今も予断を許さない状況にあります。犠牲者の方のご冥福をお祈り申し上げます。また、一日も早く、行方不明者の安全が確保できる事も同時にお祈り申し上げます。

 この平成30年7月豪雨による被害は、SNSを中心にリアルタイムで全国へと届けられましたが、当初、首都圏のテレビ報道では思いのほか扱いが小さかったということで批判的意見も多く出されています。

 さらに、テレビメディアの報じ方という姿勢や現地での、マナー問題としてもスタッフの「ある行動」が問題視されていました。

 今回騒動の渦中にあるのは『Mr.サンデー』(フジテレビ)の現地映像です。以下の内容でした。


水位が上がり続ける冠水道路に取り残される一台の白い軽自動車。運転席には男性高齢者が為す術もなく座り込んでしまっている。
 これを救出しようと一人の男性が軽自動車のドアを開けようとするも水圧のため全く開かない、そこで高齢者に窓を開けるよう促し、なんとか周囲に助けを求めながら高齢者を引きずり出そうとするも、思うように事が運ばない。そうこうしているうちに水位も危険な状況となるが、この水位が高齢者を浮力で動かしやすくするという形で間一髪で高齢者は救出された


 この一連の模様が、至近距離から救出の手を差し伸べるでもなく、黙って撮影されていたという点に視聴者の怒りが爆発しました。


・これは大変なことやと思うよ
・カメラマン「ありのままを撮り皆様に伝えるのが俺たちの仕事だから」
・カメラクルーに迷いとかないんかな
・スタッフが救援スキル持ってる前提で言うなよ
・戦場カメラマンが戦うか? 考えたらわかるやろ...はぁ(ため息)
・見てて気分のいいもんではないな 災害の姿云々以前にいやいや助けにいけよと思っちゃう
・助ける人がいなかったらこの老人が沈んでいく画を撮るつもりだったのか?
・普段、偉そうに倫理観を説いてるTV局だから叩かれる


 確かに撮影クルーには報道姿勢として「実情を報じる」という思いがあったでしょう。が、災害現場は食物連鎖に勤しむ野生動物の撮影とは話が違います。報道か、人命か。報道人の前に一人の人間てあるべではないでしょうか。(文◎編集部)

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