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日本中から毎日大量に出される「ゴミ」 一人あたりが1年間に出すゴミの量は◯◯◯キロになっていた!

TABLO / 2018年7月27日 12時7分


 筆者に割り当てられた家事分担の1つがごみ捨てということで、「ごみの日」になると自宅マンションのごみ置き場に足を運びます。そのたびにいつも思うのが、ごみの量が多すぎじゃないかということ。とくに燃えるごみの日はコンテナからあふれんばかりという状況でして(結構な数のコンテナがあるんですが)、週2回も収集してくれるのに全く追いついていません。
 ちなみに夫婦2人の筆者宅でもたまに90リットルの袋でごみ出しすることもあり、どれだけ無駄を生み出しているのかと、忸怩たる思いというか、後ろめたい気持ちというか、なんだかモヤモヤさせられてしまいます。


 そこで、今回は日本のごみ排出量に関連するデータです。グラフは日本の「年間ごみ排出量」と「1人1日あたりのごみ排出量」の推移。ごみが多いという筆者の実感とは異なり、ごみの排出量は2003年から減少傾向を見せていて、2016年は4317万トンと1980年代後半と同じくらいまで減っています。とはいえ、4317万トンは東京ドーム約116杯の分量なので、少なくなっているとはいえども、まだ大量のごみが排出されていることは間違いありません。

 また、1人1日あたりのごみの量も減少傾向にありますが、それでも2016年で1人1日あたり925g。単純計算で1人あたり年間300㎏以上ものごみを出していることになるわけです。そりゃ、コンテナからあふれるほどゴミが出るわという話ですね。

 ちなみに、グラフ2は世界の一般廃棄物処理状況を現したデータです。各国の調査年が違っていたり、一般廃棄物の定義もそれぞれで異なるため、あくまで参考値でしかありませんが、日本はアメリカに次いで2位の処理量となっています。


 ごみが多いということは、裏返すと昔に比べて生活が豊かになっていたり、便利になっていることの証左でもあります。とはいえ、1人で年間300㎏以上というごみを出していることを知ると、少しでもごみを減らすことを意識することも必要なのかも。猛暑のなかで汗だくになりながら大量のごみを収集する清掃員さんの姿を見かけ、そんなことを考えさせられました。(取材・文◎百園雷太)

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