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災害級の暑さの中で甲子園で高校野球をやるべきか 橋下徹氏が過激な問題提起

TABLO / 2018年7月31日 12時37分


 この猛烈な酷暑が続く中、炎天下で高校球児たちが熱い戦いを繰り広げています。
 今回の開催で第100回を数える夏の甲子園だが、今年は大会中に、熱中症により高校球児や応援席の高校生らがバタバタと倒れてしまうことが騒動になっています。

 これについて元大阪府知事の橋下徹氏がAbema.TV上で持論を展開し話題となっています。

 発言には以下のようなものがありました。


【そもそも甲子園が学校スポーツの色んな問題を生じさせている根本原因。
日大アメフト部、相撲、女子レスリングの根源も甲子園。学校の野球部の源は、戦前の兵士養成プログラム。軍事教練を元に、上からの命令に絶対従えとか。
始球式に来てくれと言われて一回だけ行ったけど、なんで俺がこんな軍事教練をサポートしないといけないんだと思った】


 以前にもW杯で日本チームがポーランド戦で批判を受けたパス回しについて、「あそこで勝負するのは太平洋戦争に突入した日本軍と同じ」と持論を展開する場面がありましたが、今回も戦争と絡める発言で物議に。
 同番組では大きく共感を集めるコメントもありました。また、普段は外部に攻撃的な朝日新聞に対する言及も。


【朝日新聞は戦前の軍とか戦争とかが一番嫌いなはずなのに、行進にしたって何にしたって、どう考えても球児は兵士やんか。
こないだ朝日新聞に「炎天下の運動は控えよ」という記事があったが、それならまず甲子園をやめろよと言いたい。
以前こういう話を朝日新聞の関係者にしたら、「橋下さん、無茶言っちゃいけない。そんなにすぐに辞められるわけないですよ」って言われた。
あのね、君らは僕に対して「明日にでも原発をやめろ」と言いつづけてたたじゃないか。
やるなら甲子園球場じゃなく、京セラドームでやらなきゃいけない。科学的に考えたら投手は一回投げたら日数を空けないといけない。そもそもあんな日程になっているのは、春のセンバツをやっている毎日新聞との利権争いがあるから。
選手権自体は残しつつ、朝日と毎日が話し合って、不合理なことはやめて、投手の肩を守りましょう、投球数も上限決めましょうとしないといけない】


 これには「珍しくまともなこと言ってら」と賛同の声が大きく、「じゃ、東京オリンピックも中止で」「ハッシーはだんだんホリエモンみたいになってきたなw」といった声も寄せられています。

 この他にも高校球児の坊主頭についても「やめるべき」といった展開がありましたが、これは強制でない学校が増えている中、選手側が自発的に坊主頭を選択しているケースも存在しています。

 今回の騒動の発端ともなった異常気象・酷暑は、今後「異常の恒常化」ということも指摘されています。
 橋下徹氏の意見にある通り、大幅な改革が必要な時期に差し掛かっていることは間違いないのでしょう。(文◎編集部)

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