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サイバー攻撃を受けたカプコン 内部資料が流出して任天堂のゲームを悪い例として扱っていたことがバレる

TABLO / 2020年11月19日 10時30分

サイバー攻撃を受けたカプコン 内部資料が流出して任天堂のゲームを悪い例として扱っていたことがバレる

写真はイメージです

11月16日、ゲームメーカーの『株式会社カプコン』が公式サイトにて、サイバー犯罪グループから不正アクセス攻撃を受け個人情報を含む機密データが流出したことを公表しました。そんな中、流出したとみられる内部資料の一部がTwitterに出回り、その内容に批判の声が上がっています。

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カプコンは11月2日ごろから、ランサムウェア(感染した端末などに保存しているデータを使用不能や盗み出すなどし、その解除と引き換えに身代金を要求する不正プログラムのこと)による攻撃を受け、システム障害などが発生していたようです。

その後、9日に『Ragnar Locker』と名乗るサイバー犯罪グループが、約1テラバイト超える顧客情報などを含む機密データをダウンロードし盗み出したと犯行声明を発表。

情報セキュリティメディア『BleepingCompute』では、犯罪グループは、カプコンに対し身代金・約11億円相当の仮想通貨を要求していたと報じられています。

さらに11日、Ragnar Lockerのウェブサイトでは、カプコンが身代金を支払わなかったことを示唆するメッセージとともに、盗まれたデータの一部を公開しました。

その流出したデータの1つとみられる内部資料がTwitterで拡散。

資料は、LGBT研修などに使われたものとみられ、ジェンダー平等を意識したゲームのキャラクター設定の良い例と悪い例が記されています。

その悪い例の1例として、「ステレオタイプの例:女性はか弱く守られるもの」と掲げた内容に対し、任天堂のゲーム『ゼルダの伝説』シリーズの男性キャラ『リンク』が『ゼルダ姫』の前に立ちはだかる画像と『スーパーマリオ』シリーズの『ピーチ姫』が鉄格子の前で助けを待つ画像を掲載していました。

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この資料の内容に対しネットでは

「ポリコレ棒で任天堂叩いてて草」

「結果出しているゲームを否定してカッコ悪くないか?」

「カプコンは間違っていないけど任天堂を例に出したがまずかったな」

「必死でマイナー性癖に気を使って売れないカプコン。一方任天堂は姫を救出するゲームが大ヒットこの差www」

「カプコンが他社を評価するのって何か斬新やなw」

などといった声があがっています。

今回の個人情報流出は国内だけではなく、北米の顧客情報など合わせて約35万件近くが流出。

そのため、アメリカのネットでも注目が集まり、任天堂批判の資料に対しても日本と同様に多くの批判が集まっているようです。

近年、よく耳にするサイバー攻撃や情報流出などのニュース。こうしたリスクを考えると、たとえ、社内向け資料であったとしても、カプコンのように他社の商品に対する皮肉めいた遊び心などは入れないほうが望ましいのかもしれません。 (文◎デューク・テルゴ)

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