「綾瀬女子高生コンクリ殺人事件」の犯行グループの一人が殺人未遂! これで全員が再犯で逮捕されたことに
TABLO / 2018年8月22日 13時25分
いつもの日常生活を送っていただけの被害者が、理不尽な理由から極めて凄惨な事件に巻き込まれ、いたぶられ殺されていくという悲惨な事件の代表的な例として今なお語り継がれている「女子高生コンクリート詰め殺人事件」(1988年)。
あの狂気の事件はやはりまだ終わっていないのかもしれない。
今月19日、埼玉県川口市の路上で発生した駐車トラブルから、男性が警棒で殴られた上にナイフで首を刺されるという凶悪事件が発生。
男はその場から逃走したが、被害男性自らの通報と控えられた車のナンバーから無職・湊伸治容疑者(45)の名が浮上し、警察が事情を聞くと「刺したことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を認めるに至った。
被害男性は奇跡的に致命傷には至っておらず命に別状がない状態。
この事件の表面化により湊伸治容疑者(45)の名がインターネット上に記されると、女子高生コンクリート詰め殺人事件の加害メンバーのナンバー3とされる人物と同姓同名、しかも年齢も同じということで疑惑が出されると、当時の事件を追っていたジャーナリストや週刊誌メディアも同一人物として扱い始めたため現在では確定的と考えられている。
この「女子高生コンクリート詰め殺人事件」では主犯格の男が2013年に振り込め詐欺に関与した容疑で逮捕、次いで刑期の重かったナンバー2の男は2004年に監禁や監禁致傷事件で逮捕、そして今回、事件当時自室を監禁部屋として提供していた湊伸治容疑者が殺人未遂で逮捕といずれも更生とは程遠い状況が伺える。
「更生させ社会に復帰させる、とかいう理想の限界だな」
「日本で死刑制度が支持される理由がここにある」
「EUはこの事件の調書を100回読め」
「1人だけならたまたま生まれながらの悪魔なんだろうと思うけど なんで罪の意識を感じない奴らがこんなに集まれたのかが不思議」
「普通1人くらい日和って自首する奴が出てくるのに」
やはり死刑制度の必要性や、更生に至らない刑務所内の更生プログラムに苦言を呈するものも少なくない。
また、湊伸治容疑者の両親が女子高生コンクリート詰め殺人事件発生当時、某政党の幹部であったという疑惑も浮上するなど、改めて当時の事件の様子や被害者への酷い仕打ちを追い、心を痛める者も多い。
この日本犯罪史上に名を残す凶悪事件は後世に何を残すのだろうか。(文◎編集部)
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