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還暦を迎えたツッパリ・横浜銀蠅の翔が語る言葉の重みと73年前の「命」について考えた終戦記念日

TABLO / 2018年8月22日 14時7分


 よく「おまえは右だ」「いや左だ」「右でも左でもない」という言葉を聞くが、私はこの言葉が嫌いである。どちらの思想も私にとっては少なからず存在するからだ。だからどちらと限定されて呼ばれるのも嫌いだ。2018年8月15日、終戦の日から73年。様々な想いが混ざり合い複雑な気持ちになりながら、ここロフトプラスワンでは高須基仁さんプロデュースの88回目のイベント[「終戦記念日イベント&横浜銀蠅・翔還暦記念」テロよりエロ、戦争より平和]が行われた。

 イベントの前半では、還暦を迎えた「ツッパリHigh School Rock'n Roll」などで有名な横浜銀蠅の翔さんを交えたトークを披露。業界話や横浜銀蠅の次回のライブへの意気込みなど、ロックンロールは還暦を迎えてもなお健在であった。

 そして還暦を迎えた彼の言葉には1つ1つに重みを感じた。「一周戻って子供の心でもう一度行きましょう。ここからまたスタート」今後もさらに力を増したロックンロールで社会に衝撃を与え歌い続けてほしい。


何のための「国」なのか


 後半は黒岩亜希子さんによる歌「あゝラバウルに飛ぶ」「知覧の母」を披露しイベントは彩り鮮やかとなった。
 彼女の歌は感慨深いものだった。国を守るために苦しい戦いをする人達、若者たちが命を賭してまで争い飛びたって行った悲しき憂鬱が私を襲う。もしその時代に生まれていたらどんな行動を起こしたのだろうか。それが例え戦争であっても人を殺す行為ができたのだろうか。今の時代に生まれた私には到底無理であろう。

 国のための民か、それとも民のための国なのか。私は後者であってほしいと願い、その個を大切にしていきたい。この世に生を受け、様々な命に触れ支えられ成長する喜び、命を傷付ける悲しみ、1人ひとりの命と物語が失われないように、存在する意味を考え続けたい。

 横浜銀蠅の翔さんの放つ言葉のように、一度子供の心に返り、純真な気持ちで日本だけでなく、地球上の争いがない多様性な世界を望む私がいた。(取材・文◎宮原 塁)

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