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厚労省が医療従事者に「ありがとうを伝えよう」と言い出し逆に非難の声で溢れてしまう 典型的なやりがい搾取的パワハラ思考

TABLO / 2020年12月7日 15時50分

厚労省が医療従事者に「ありがとうを伝えよう」と言い出し逆に非難の声で溢れてしまう 典型的なやりがい搾取的パワハラ思考

厚労省の判断はいつ。

ムッカつくな~~~の声、多数!

 

12月4日、厚生労働省が「#広がれありがとうの輪」プロジェクトと題し、SNSを通じて医療従事者に感謝を発信することを呼びかけました。これに、ネット上で「実効的な支援しろ」「国によるパワハラ」といった反発の声が殺到しているようです。

『厚労省・コロナのLINE詐欺に注意を』って…今さら遅いわ! <厚生労働省が詐欺に協力?><LINEに調査依頼すればそうなるよね> | TABLO

厚労省は4日、新型コロナウイルス感染予防の徹底と、医療従事者をはじめ感染者やその周囲の方々に対する差別・偏見をなくすために「#広がれありがとうの輪」プロジェクトを開始することを発表。感染予防の重要性や、医療従事者をはじめ身近の人への感謝の想いを、「#広がれありがとうの輪」のハッシュタグを用いてSNS等で発信するよう呼びかけ、『共感の輪を広め、責め合うのではなく励まし合うことで、感染症に強い社会の実現を目指します』としていました。

しかし、このプロジェクトに反発の声が殺到。

ネット上では、

「誠意は言葉では無く金」

といった声をはじめ、

「こういうのマジでどうでもいい。役所が考えることって感覚ズレてる」

「厚生労働省って、小学生の集まりなの? 国家のやる事じゃないよ、これ。“ありがとうを伝えよう!”は、せいぜい中学生の活動だろ。実効的な支援しろ」

「もちろん感謝は大事よ。でも感謝だけで? 頑張れと? もし感謝だけで済ませようとしてるなら、これはもう医療従事者の使命感を逆手にとった“国によるパワハラ”だと思う」

「俺が医療従事者ならブチギレてんぞ。煽りとしか思えない。国ぐるみでやりがい搾取する前に金払ってやれよ」

「各地の医療現場が疲弊していて深刻な状況の中、厚生労働省がやってることがコレ?」

といった声で溢れ、実際に「#広がれありがとうの輪」を検索してみると、医療従事者への感謝の言葉より、厚生労働省への批難の声が多いのが実状です。

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今、医療従事者が必要としているものが“感謝の言葉”でないということは、考えなくても分かるはず。やるべきことはもっと他にあると多くの人が声を上げていますが、行政が「感謝をSNSで」などと言っているうちは、それらが実現する可能性も低そうです。(文◎絹田たぬき)

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