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「逃亡中の樋田容疑者では!?」 犯人と間違われて追跡された高校生が死亡...と報じられたニュース

TABLO / 2018年8月31日 15時50分


 今月12日、大阪府警富田林署より無職・樋田淳也容疑者(30)が弁護士との接見後に逃走し、今なお足取りが掴めていないという逃走事件。
 樋田容疑者は自転車や原付バイクを盗難し移動手段を確保すると、ひったくりや盗みを繰り返す形で逃走資金を得ている様子が浮き彫りになっており、現在は大阪市内に潜伏していると考えられている。

 一連の逃走事件では、弁護士との接見終了を樋田容疑者が「自分が伝えます」と進言していた点、数日前には勾留中に「ネジを飲み込んでしまった」と虚偽の情報を署員に訴え、逃走機会を伺っていたことや、複数の当直担当署員の名前が書かれたカレンダー形式のメモも見つかっており、監視の甘い職員に印がつけられているなど、綿密な逃走計画を練っていた可能性も指摘されている。

 もちろん大阪では今なお大規模な捜索体制が敷かれているのだが、この追跡から新たな騒動が。
 信号無視や一方通行の逆走といった不審走行を繰り返す原付バイクに樋田容疑者なのではとの通報が入り、警察官がパトカーで追跡を開始すると不審原付き車両は逃走を開始、そのまま不審原付きはバス停に突っ込み運転手が死亡するという事故が発生してしまったのだ。

 後の調べで運転していたのは17歳の男子高校生で樋田容疑者とは全くの別人であることが判明した。死亡した高校生は無免許のまま原付きを運転していたため、その発覚を恐れ逃走したとみられている。

 このニュースは様々なメディアで扱われたのだが、扱う際のタイトルに樋田容疑者と誤認というフレーズに追跡された高校生が死亡という内容が先行していたため、警察の落ち度なのではと考える人が多く出てしまうという派生騒動となってしまった。

 記事やニュース詳細を目の当たりにした人々からは、

「おいおいって思ったら高校生滅茶苦茶で...」
「これは適正な追跡、停まらない奴が悪い」
「被害受けて可愛そうと思った俺がバカだった」

 といった声が出される一方、

「もう少し内容に沿ったタイトル付けらんねぇのかよ」
「アクセス稼ぎええかげんにせーよ」

『タイトルに「無免許の」っていれないのはそういうことですか』といった異論も出されている。(文◎編集部)

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