ジャニーズの社長がもし本当に滝沢秀明になったら"あの人たち"は完全に干されると関係者が語る
TABLO / 2018年9月6日 7時46分
『逆転ラバーズ』より
近藤真彦か、あるいは東山紀之なのか。ここ10年ほどジャニー喜多川氏の後継者は一体誰になるのかで業界内をざわつかせていたこの問題。先日、文春オンラインは、社長がマッチでもヒガシでもないタッキーこと滝沢秀明を指名したと報じました。嘘か誠か、実現可能かどうかはさて置き、妙に腑に落ちた人も多いのではないでしょうか。
滝沢といえば入所当時から、周りからえこひいきと僻まれるほど社長から恩恵に与っていたうちの一人。彼の行く先々に社長ありと言われ、とにかく特別な存在であったことは間違いありません。思春期というものは大人からの干渉を避けたくなる時期ではありますが、滝沢は社長から注がれる無償の愛を若いながらこれでもかと受け止め、そのことにより強い絆が結ばれたと言われています。
「滝沢くんはジャニーズで実質ナンバー3と言われてますからね」と話すのは、元フジテレビ局員の女性。
「滝沢演舞城がスタートした2006年から、ひょっとして次期社長は彼だったりしてね、という噂がありました。社長の肝入りといえば堂本光一くんもそうですが、溺愛されているタレントはなにかしら大きなプロジェクトに投入される傾向があるんです。そして偶然か否か、その相方がメンタルを崩します。堂本剛くんは無類の神経質症で日頃から扱いが非常に難しく、過呼吸症候群やら突発性難聴など患ってる。そして今井翼くんも耳を悪くしていて、メニエール病を克服したと言われてますが、まだ本調子ではない。今井くんの場合はメニエール病より先にまず、鬱傾向にありました。相方の華やかなバラ売りで、自分はこの先どうなって行くのか、病気の直接的な原因ではないにせよ、多少なりとも将来への不安を抱えていたんだと思います」
『滝沢演舞城』の全てを取り仕切っているのは、ジャニー喜多川社長。そこから派生した舞台『滝沢歌舞伎』もチケットが毎年入手困難なほど大盛況。所属タレントを俯瞰で見るとまだまだ若手の部類という印象のある滝沢ですが、気づけばもう36歳。かつ、実体はジャニーズ事務所を支えている大きな屋台骨だったりします。
「年功序列とキャリアからすれば、マッチが社長に就任するのが順当だけど、彼には無理ですよ。こう言っちゃなんですが、芸能活動より車ばかり追いかけてましたし、バラエティ番組の経験も豊富ではないので言葉の返しや場の空気を読む力が極端に劣ってる。
東山くんは早いうちから番組を持ったり、また舞台『プレゾン』には20年以上に渡って出演。後輩の育成にも尽力してきました。しかし、イマイチ推しが弱いというかインパクトに欠けるというか。彼の場合、
会社ビジネスに特化した活動より、タレント色が強いのでまだまだ芸能人として現役でいたい気持ちの方が強いんじゃないのかな」(NHK関係者)
マッチは己の実力不足から社長を辞退したと言われれば、不思議としっくりきます。ヒガシもNHK関係者が漏らすように、タレントへの執着が垣間見れるので、社長業にはこだわっていないのかもしれません。ネームバリューからすれば、木村拓哉も次期社長候補の名前に上がっていてもおかしくないと思うのですが、そのあたりを事務所に近しい関係者に聞いてみました。
「木村はジュリー派閥の中にいます。ハワイの豪邸もジュリーさんの近所にありますし、嫁の工藤静香とも懇意。ジャニーズ事務所は3つの部署に分かれてて、元SMAPの木村・中居コンビ、そして嵐などは制作三部にいます。最も稼いでいる部でやっかみ対象となっているのですが、ジャニー喜多川社長の息がかかっているのが一部と二部。一部にはKinKi KidsやTOKIO、二部には少年隊やタッキー&翼がいます。
公にはなっていませんが、事務所内、タレント内にも派閥がありますので、木村が社長というのはジュリー派閥にいる間はないと断言できます。おそらく、社長は最初に堂本光一くんを口説きにかかっていたんだと思います。一番のお気に入りですからね。だけど彼に断られてしまったので滝沢にたどり着いたのではないでしょうか。ヒガシより後輩の光一や滝沢が仮に社長へ就任したとしても、同じ派閥内なので全く問題はありません」
では滝沢か堂本光一が次期社長になったとして、予想される問題や不安点はどの辺りなのでしょうか? 関係者はこう続けます。
「SMAPが泥沼解散した時、鼻で笑っていたのが滝沢です。〝あいつらはバカだ〟という強烈な一言はマスコミが捏造したものだと一部報道もありましたけど、言った言わないどちらにせよ、滝沢はSMAPには無関心で気にもとめていなかった。もし、滝沢が社長にでもなれば、木村・中居コンビにピンチが訪れるかと。下手すると、中居は宙ぶらりんになり、木村は独立してしまうかもしれない。
そしてTOKIOに対しても滝沢は辛辣だと漏れ伝わっているので、山口の復帰は死んでもないでしょうし、なんならTOKIOもほっぽり出されてしまうかもしれない。光一くんの方がまだ順応性が高いんじゃないでしょうかね。社長にひたすら溺愛され、常に社長ファーストだった滝沢は良い意味でずる賢く、所属タレントからしてみれば怖い存在なのは間違いないかと」
滝沢といえば、いつの間にか活火山の探検に没頭し、危険な旅へと出かけてみたり、また芸能界に強い影響力とコネクションを持つとされるヒロミに弟子入りしたりと、自由奔放な活動が目に付きます。アイドルに制約はつきものですが、彼だけは好きなことをやらせてもらってる感が見てとれます。そう言った背景を見ると、次期社長への道は鉄板なのかもしれないと納得してしまいますよね。でも、これでいいんでしょうか?(取材・文◎那目鯛子)
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