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わたしの"氷活"最終章 氷の女王が創造する魔法のような「かき氷」とは|ビバ★ヒルメシッ!

TABLO / 2018年9月25日 10時30分

 前回、前々回とご紹介した「みなと屋」さん、「chez andy labo」さんに続き、おくはら氷活の半日をご紹介しているのですが、今回が終着点(am11:00~pm14:30くらいの活動記録)。

 府中から笹塚に戻り、阿佐ヶ谷駅行きバスに乗り込み方南町へ、そこから丸ノ内線に乗り換え大好きで多いときは毎週1~2回ほどお邪魔をする「氷舎mamatoko」さんをご紹介します。

 地下鉄丸ノ内線・中野新橋駅を出て、右手パチンコ屋さんの方に向かって徒歩8分ほどの場所にあります。

「マツコの知らない世界」にもご出演していたり、フィギュアスケートの浅田真央選手とも交友のあり、わたしが氷活で"師匠"と敬愛をしている『氷の女王』こと原田麻子さんのお店です。
 年間1,500杯ほどのかき氷を食べている、かき氷のカリスマ......氷の女王様なのです。

 一昨年くらいにmamatokoさんに出会い、本当によく通っているお店なのですが、わたしから言わせて頂きますと、氷の女王であることは間違いないのですが、さらに"氷の魔法使い"なんです!!!

 元々食べ物の好き嫌いが激しく......食わず嫌いももちろんあるのですが、一度食べて苦手なモノは一切食べない主義のわたし。その好き嫌いに感動を与えてくれるのが原田さんの作る氷。

 栗を使用したデザートがすごく苦手だったんですが(モンブランはいまだにNG)昨年、秋に食べた"渋皮煮のっけ"が忘れられず......(多分、期間中に10杯以上は食べてる)今回、解禁したその日に早速訪問!

 あ~......美味しい。
 この渋皮煮は原田さんのご実家である湘南の栗を使っていて、生栗からお母さまが丁寧に皮を剝き、シロップにつけてる4Lサイズのめちゃくちゃ大きな栗! 口の大きいわたしでもさすがに一口ではいけない...。そして、原田さんの大好きなところは、栗専用の"避難所"も付けてくれるんです(右下:栗をスプーンでつつくと氷が崩れてしまう為)。
 さらに、右奥にひっそりと出番をまっているのが大好き過ぎて毎回、仕込みがあるときには必ず追加をする"黒蜜きな粉クリーム"。元々甘い食べ物が苦手なんですが、原田さんの作るクリーム系はあっさりしててほわほわで、こっくり系やさっぱり系とも相性抜群なクリームで......この感動は食べた人にしか伝わらないな......(本当に食べてみて!)。

 こちらは"りんごのバター・ド・ラム"にジュエルレーズンを追加したかき氷。
 わたしを知っている方はお気づきでしょう。わたし、りんごが苦手だし、さらに言えばレーズンを自ら食べるなんてありえないんです(笑)。
 だけど、原田さんの氷は本当に食べてからの失敗感が一回もなくて、今回も大の苦手だけど......食べたらめちゃくちゃ美味しいんですよ。
 かき氷なのにバターの風味、りんごがまろやかに感じられ、カラフルなジュエルレーズンは杏酒の香りがふんわりと広がり......このまま食べながら寝たい気持ちになる。


 そして、最後の一杯は"青切みかんに酒粕クリーム"です。
 さっぱりとした青切みかんの美味しさはもう110%で想像できたので、前の一杯に引き続き苦手とする酒粕クリームでアレンジ(笑)。鼻から抜けていく酒粕クリームの香りが......最高すぎました。みかんとの組み合わせもすごくよくて、気が付けば完食してしまってました。

 約半年ぶりの訪問にもかかわらず、「お久しぶりですね! 最後は......4月下旬だよね? 栗が好きなら~」と、今季のオススメも教えてくださり......わたしにとってかき氷の楽しさを教えてくれた大好きな師匠のお店。

 組み合わせもあなたの好きな感じにアレンジできるので、かき氷マニアへの第一歩を踏み出してみたらいかがでしょうか?

 以上、おくはら地下牢出勤前の半日の氷活記録でした!(文◎おくはらしおり@阿佐ヶ谷ロフトA / Instagram @okuhara.1990[かき氷とラーメンと時々カレー] / Twitter @okuhara1990

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