貴乃花親方と引退届と"ある"週刊誌記者の死 角界の闇を暴こうとしてはいけない――?
TABLO / 2018年9月26日 20時0分
内閣府に提出した告発状の内容の訂正に関して相撲協会から有形無形の要請を受けたことを理由の一つに記者会見で挙げています。告発状は、元横綱・日馬富士から貴ノ岩が暴行を受けた時の傷害事件に関する内容でした。
その告発状について、8月に相撲協会から出された書類には告発の内容は事実無根と書かれていましたが、親方は頑なに告発状の訂正を拒んでいました。
今回の貴乃花親方の引退届(退職届)で、ある週刊誌記者の事を思い出しました。
「相撲協会で問題が起きると、キーマンが不慮の死を遂げた例があります。1990年代、週刊ポストで角界浄化キャンペーン企画の主軸となっていた編集者も若くして突然亡くなりました。相撲協会で問題が起きると彼を思い出します」(週刊誌記者)
相撲協会の「闇」が最も大きく報道されたのは、大鳴門親方の不審死でした。
「鳴戸部屋の暴力事件等への調査が鳴戸親方の急死により終わったことは、記憶に新しいかもしれませんが、角界の不正を告発した元親方の不慮の死は、20世紀からありました。1996年には、元・大鳴戸親方(元関脇・高鐵山)が亡くなりました。八百長問題を週刊ポストで告発した人です。14週にわたり、年寄株に絡む脱税疑惑、力士たちの薬物汚染、暴力団との深い関係に及び、社会の関心を集めていました」(週刊誌記者)
前出の週刊誌編集者の死は偶然でしょうか。貴乃花親方の騒動でこんな事をふと思ってしまいました。(文◎冴島奈穂美)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
《オレの人生まあまあだったなあ》と突然言われ…ベテラン相撲記者が明かす元横綱・北の富士さん秘話
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 11時32分
-
北の富士さん死去 82歳 優勝10回の第52代横綱 引退後は2横綱育て解説でも人気に
スポニチアネックス / 2024年11月21日 5時16分
-
《NHK大相撲中継の専属解説者》「前・尾車親方」起用で熱を帯びる“角界の権力争い”二所ノ関一門の存在感は増し、元横綱・白鵬はさらなる苦境に
NEWSポストセブン / 2024年11月19日 7時15分
-
横綱照ノ富士が「引退できないジレンマ」から解放される日…在位20場所で12回目休場の崖っぷち
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月11日 11時32分
-
新大関・大の里 「挑戦者卒業」で編み出す新たな武器 伸びしろを生む“驚異の吸収力”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月9日 11時22分
ランキング
-
1「無性にコーヒーが飲みたい…」 実は鉄分不足が原因? 疲労増&集中力低下も
オトナンサー / 2024年11月27日 8時10分
-
2「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
3「ワンタッチ痴漢」と言わないで…性犯罪を軽んじる言葉に警鐘 発信源と報道された警視庁に聞いた
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時10分
-
4知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
5カワノアユミの盛り場より愛を込めて なぜ外国人が日本人女性を買う現象が起きたか 国内外で波紋…「東京はアジアの新しいセックス観光の首都?」と題する香港紙記事
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月28日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください