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教師たちが一様に「イジメはない」と言い張る理由が分かった! 教育現場で"挑発"する生徒の実態

TABLO / 2018年9月27日 9時0分


 教師から生徒への体罰、体育会系のパワハラ等が日々ニュースとなっています。他の生徒に迷惑をかけるような生徒を注意して、授業に支障をきたさないように指導するのも、教師の仕事ですが、現場はなかなか厳しいようです。

「注意してきた教師に従わずに、挑発して体罰を誘引するような悪知恵のある学生が最近は増えています。『暴力教師』の烙印を捺されたくなかったら、干渉するな! と教師を脅しているのです。タチの悪い生徒に、隷属せざるを得ない教師が少なくないのです」(教育ジャーナリスト)

 教師としての役目を果たせない状況は改善しないと危険ではないでしょうか。

「教師のメガネを壊したり、私物を隠したり嫌がらせをしたりする生徒もいるので、教師もキレそうになるのを抑えるのに大変です。また、教師を挑発する反抗グループには、イジメ加害者が多く含まれます。イジメに教師が気づいて、加害者に注意すると教師に攻撃が来るという悪循環です」(元中学教師)

 このような手口で支配された教師が担任のクラスでは学級崩壊がされています。

「教師の面前で、娘がいじめられていることを知った保護者が学校にいじめ問題の解決を求めたら『教師への暴言の生徒はいるようですが、いじめはありません』の一点張り。そこで、教育委員会や役所に相談の手紙を送ったら『いじめは、親娘さんの勘違いだから、なかったことにしてほしい』と学年主任と担任教師が自宅に突然訪問して懇願。門前払いしても玄関外で土下座していました。保身に走ってばかりで、教育現場の改善は考えられないのでしょうか」(イジメ被害者の保護者)

 軍隊の流れを引き継いだ理不尽な暴力制裁から教育現場が解放されたら、それに増長する輩。
 定年退職した元教師はこう語ります。
「良い時に定年で良かった。今の教師は大変だよ」
 難しい問題です。(文◎星野純蓮)

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