すでに逃亡45日以上 大阪府外に潜伏中か 樋田容疑者の意外な逃亡先
TABLO / 2018年9月27日 10時0分
悲劇の始まりとなってしまったのは、はからずも樋田淳也容疑者の国選弁護人のお鉢が回ってきてしまった大阪弁護士会所属のZ弁護士が、接見へと訪れた時間帯となるのではないだろうか。
どの所轄の留置場も、午後8時頃の時間帯といえば当直体制に入っており、監視する警察官の人数も手薄になっている。逆に言えば、その時間帯に入ると留置場の出入りも緊急時を除くと、極端に減少し当直体制であったとしても何ら問題はないとさえ言える。
結果として、その隙を樋田は利用することになり、現在に至る逃走劇に繋がってしまったのだ。
『ここまで樋田が逃走を続けることが出来ているのは、誰かに匿われているからではないか。少なくとも現在、樋田が単身大阪府内に潜伏している可能性は極めて低い』(捜査関係者)
マスメディアにも大々的に報じられているが、樋田捜索に対して、大阪府警では3000人からの捜査員を派遣させ、その行方を追っている。
その中には、もちろん府警が誇る「捜査共助課」の捜査員も投入されており、大阪府内を隈なく捜査しているのだ。本来、捜査共助課と言えば、他府県間の合同捜査を行う際、その調整役を務めることが多いのだが、大阪府警の場合、それとは多少の異なりがある。
俗に言う「見当たり捜査」を徹底的に行うのだ。
見当たり捜査とは、一般人に扮した捜査員が繁華街などに潜入し、指名手配犯を探し出す捜査のことで、大阪が発祥の地と言われているだけに、その捜査能力もずば抜けている。
もちろん樋田に対しても、関西随一の繁華街ミナミや日本で唯一暴動が起きた街「西成」でもおこなわれているのだが、樋田の消息は掴めていない。
そして最近では、樋田の目撃情報は首都東京で多発している。そうした中には、裏社会の人間やそういった組織が、樋田の逃走の手助けをしているのではないか、というものまであるというのだ。
「そうした情報が錯綜しているのは確かです。ただ、匿っている人物、若しくは組織があるのならメリットとは何なのか。匿う側にデメリットしかないのではないでしょうか」(犯罪事情に詳しいジャーナリスト)
果たして樋田は誰かに匿われ、今も何処かで息を殺しながら、その者たちの庇護のもと生息し続けているのか。
事件発生当初から樋田を追う捜査網は、まるで連続殺人犯を追いかけているかのような様相を呈している。(文◎沖田臥竜)
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