「品川で見た！」 逃亡犯・樋田容疑者が東京近郊に潜伏説が出て事態はもはや都市伝説の域に

おい、樋田！

　8月12日に大阪府警富田林署の面会室から樋田淳也容疑者（30）が逃走し、既に45日以上が経過という異常事態が続いている。
　樋田容疑者は逃走直後より自転車や原付バイクを盗み移動の足を確保していることが監視カメラ解析などから明らかになっており、この原付バイクを利用したひったくりで逃走資金を入手している疑惑もある。

　今月9日には大阪・日本橋にある電気店街で若い男が確保されたため、樋田容疑者がついに逮捕されたのではとの憶測が走ったが、その後この捕物騒動は盗撮疑惑で和歌山県警の巡査、成瀬真向人容疑者（22）が逮捕されたものであることが露呈し落胆の声が広がった。

　樋田容疑者の逮捕に向けては捜査員を増員しての捜索活動が続けられているが、依然として詳細な足取りは掴めておらず、一般企業オーナーや警察OBが独自に懸賞金を設けるなどしている。

　この騒動に対し大阪府警の広田耕一本部長は26日、府議会9月定例会の冒頭で「多くの方に多大な不安とご心配をおかけしていることを組織代表として改めて深くおわび申し上げる」と陳謝。

　そんな警察の動きをあざ笑うかのように、樋田容疑者の最新情報として東京の品川駅前での目撃情報が数件寄せられ衝撃が走っている。
　もちろん本人である確証はなく、駆けつけた捜査員も発見には至らなかったようだがインターネット上では樋田容疑者が東京入したルートへの憶測や、今後の狙いなどが語り合われている。

「神奈川目指せ」
「町田と相模原出たり入ったりすればオマワリなんか楽勝」
「歩いてだと単純計算で1日1０キロ以上だぞ」
「もう関東まで来てたか」
「ついに全国各地に飛び火か」
「原付で京都まで行って新快速で米原 そっからこだまで小田原、在来線で品川。夏休み中なら誰も気が付かんよ」
「人だらけカメラだらけの東京に行くわけ無いだろ」

　現在は逃走犯になりきった想定での長期滞在候補地として、福島第一原発付近のエリアがあげられている。
　空き家も多く食べ物にも不自由しないという環境もポイントとなっているようだ。

　いずれにせよ広域移動の情報に信憑性があるのだろうか。もはやジャンルが「オカルト」に変わりつつある気もするのだが......。（文◎編集部）