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全然鎮火せず 世田谷区が漫画家に取った失礼な態度に怒りの声多数

TABLO / 2018年10月4日 11時41分


 SNSには連日なんらかの告発という事案が相次ぎ、そのいくつかは大きな騒動へと発展する。
 今回もTwitter上に投稿されたボヤキや告発マンガなどから世田谷区役所職員への批判が勢いを増している。

 騒動の発端となったのは今月1日に行われた、外国からやってきた子どもたちに漫画の描き方を教えるというふれあいイベント。

 イベント自体はなんとか無事に終わったようなのだが、講師として招かれた漫画家山本さほさんより「世田谷区役所と仕事したんだけど、やばすぎて笑うしかなかった...。人のことなんだと思ってんだろう」と告発マンガがSNS上に投稿された。

 そこには「M氏」とされる担当者がイベント会場をダブルブッキングでおさえてしまい、そのことに当日気がつくと漫画家のせいにし会場費を漫画家のギャラから天引きしようとする、漫画家の送ったデータを紛失する、イベント用の画材や必要品を自腹で購入しに行かされるといった被害があったようで、言葉でも責め立てられた様子が記されている。

 この告発は同イベントに参加したお笑い芸人からも以下のように支持されている。

「ある職員さんが酷すぎて話にならないのでドン引きしましたよ!」
「山本さほ先生がすごく分かりやすい漫画にしてくれて良かったです...」
「基本的にあの漫画の通りですが、描かれていない部分では、子供達の前でお金の話をし始めたり声を荒げたりしてたのが最悪でした。その後会場から離れてもらいましたけど。」


 これらは怒りとともに拡散されることとなり、世田谷区長が謝罪に追い込まれるという事態に発展してしまった。
 それでも現場担当者への処分は今の所発表されていないため、処分を求める声が出されるなど依然として鎮火には至っていない。

「一方の証言だけだとアンフェアなので、M氏にも名乗り出て貰おう。」
「画材代を負担させていたのが意味わからん」
「講師のギャラと会場代を相殺してるのが意味不明。 このM山とか言う奴、絶対懐に入れてるよ。」
「そもそも担当者一人でダブルブッキングってどうやったら発生するんだよ」
「送った資料データを紛失したというコンプライアンス問題」
「確かに役人は糞だけど、抗議の手段としてSNS拡散ってどうなんだよ」
「つーか、ギャラを勝手に(?)会場代に振り替えるって、会計的にマズくない?」
「そもそも漫画家さんはゲストとして教えるだけでよくない? なんで画材買いとダブルブッキングにまきこまれなきゃならないの?」

 また、ダブルブッキング被害に遭った会場もキャンセル料をもらえていないなど、まだまだ火種はくすぶっている様子。
 横暴な公務員の振る舞いというフィルターもかかり大きく炎上する今回の騒動。落とし所はどのようなものになるのだろうか。(文・編集部)

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