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業界暴露話 あなたが量販店で買った靴、そのほとんどが「本物ではない」理由

TABLO / 2021年1月4日 10時30分

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本物が安く買えた! と思っていたものは本物ではなかった!?(画像はイメージです)

嘘だ、知らなかった!!!

『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「スニーカー芸人」企画が放送されるなど、現在は空前のスニーカーブーム。しかし、レアなスニーカーなどに興味のない人にとって、いちばん身近な店は量販店。なかでも業界最大手、国内外に約1400店舗を展開する「ABCマート」を利用する人は多いだろう。

しかし、「同じスニーカーなのに、なんだか安っぽい気がする……」と感じたことはないだろうか? その感覚は実は正しい。ABCマートで売られているスニーカーは、正規品のスニーカーとは別物が多いのだ。

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ABCマートはホーキンス、VANSの日本国内での商標権を取得し、自社で商品を開発し製造、販売まで手がけている。さらに、ナイキ、アディダス、ニューバランスなどのグローバルブランドとは、独自商品を共同開発し、大量に仕入れて自社で販売している。ABCマートはこの方法で高収益を上げ、全国に店舗を展開することが可能になったのだ。

さらっと読み流してしまいそうだが「独自商品」だから、アディダスの定番「SUPERSTAR」「STAN SMITH」なども、メーカーの正規品とは使われている素材やデザインのディティールが違う。「高品質・低価格」をうたってはいるが、本革が合皮になっている場合さえある。同じブランドの同じモデルとして販売されているが、実際は「違う」商品。質が低いから価格も安いし、安っぽく感じるのだ。

もちろん、ABCマートで販売されているすべての商品がメーカーと共同開発された「独自商品」だけではないだろうが、一般の素人にその判別は難しい。YouTubeに比較動画が数多くUPされているので、気になった人はそちらを参照してほしい。

【比較動画】必見! スタンスミス、と、スタンスミス 何がどう違うのだ!?【ABCマート】

しかし、なぜこんなにも消費者を混同させるようなことになっているのか。

ブランド側にとっては、自社の直営店舗を全国津々浦々に展開するのはリスクが高い。消費者にとっては数多くのブランドから比較検討できる量販店のほうが便利。量販店は大量の仕入れと引き換えにコストを下げたい。ゆえにこの構造が成立する。コンビニのPB(プライベート)商品に例えるとわかりやすいかもしれない。

メーカーと量販店は、お互いに利益があるため、正規品と「独自商品」の違いをわざわざ消費者に説明したりしないのだ。

メーカーの直営店より、ABCマートで売られている商品のほうが安い、というイメージがあるかもしれない。しかし、時期によってはメーカーの公式サイトで購入する方が安い場合もある。メーカーの正規品のほうが売れる世の中になれば、廉価版を販売する理由がなくなるのは自明の理だ。

アディダス「SUPERSTAR」
公式サイト:9,889円~15,400円
ABCマート:9,889円~15,400円
※セール前の値段表記

アディダス「STAN SMITH」
公式サイト:12,100円~14,300円
ABCマート:9,889円~15,400円
※セール前の値段表記

手っ取り早く「偽物ではないが、本物でもない」商品をつかまされるのか、もう少し調べて安心な「本物」を手に入れるのか。選択はあなた次第だ。(取材・文◎N.A.B.E.)

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