ＢＴＳ写真集版権詐欺の契約書とサンプル画像を当サイトが入手

サンプルとして見せられたBTSの「写真集」(撮影・編集部)

BTS（防弾少年団）の最新写真集『BTS goes on！』（光文社）も大人気で、昨年末に予約完了しましたが、BTSの新写真集の版権を騙った詐欺事件が起こっています。韓国内では、BTSの新写真集架空投資詐欺事件までおき、投資会社社長等が逮捕されました。

そして、その詐欺は形を変えて日本にも上陸していました。BTSの新写真集エージェントを装った韓国人Ｘ氏の契約書を当サイトが入手しました。

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「本件、BTS写真集は全て株式会社Big Hit Entertainmentから弊社が許可されていることをこの証明書により、誓約する。」

と書かれた「出版誓約証明書」には、複製、制作、販売の際、著作権、肖像権問題が発生した場合の民事損害賠償、刑事責任を負う旨も記載されています。

Ｘ氏を韓国芸能関係者に紹介されて契約を締結したＡ氏はこう語ります。

「韓国大手芸能プロダクションＳ社で同プロダクションのＩ会長を日本で教育した。女性アーティストＢを育成し、レコード会社、Ｅ社のＭ会長と日本でデビューさせた。日韓合同アイドルユニットＮプロジェクトを仕掛けた、Ｐは俺の弟分なんだ。Ｘ氏の言葉巧みな話術や経歴で先入観を持って契約してしまったのが失敗でした。Ｘ氏に契約金を支払う形でBTSの写真集詐欺エージェントの手足にされそうになっていたので許せません。また共同出資した企業からのクレーム対応に追われています」

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被害者は多数に及んでいるようです。

Ｘ氏がＺ氏に見せたBTS写真集の資料とサンプルが本稿冒頭に掲載した写真集です。

「韓国の人気テレビドラマ『猟奇的な彼女』等を担当した元KBSのプロデューサーでもあるＸ。株式上場目前のオンラインゲーム及び、ドラマ制作会社Tの役員という肩書、BTS関係と思われるBTSのスマホゲームアプリの会社の役員を兼務していたＸ氏からＴ社の会議室で写真集のサンプルまで見せられましたので、説得力ありました」

コロナ禍を理由として進行が遅かったので不信感を持ち、Ｙ氏がＴ社に確認したところ、横領や詐欺が発覚したそうです。Ｘ氏には他にもきな臭い話が浮上しているようです。韓国の芸能事情に詳しいプロデューサーＺはこう語ります。

「Ｘ氏は過去に韓流スターの突然の不自然な自殺の真犯人として取り上げられた人物でもあり、ついに捜査当局も目を光らせているようです。他にも昨今、韓国で問題視されていた女性タレントの性的接待を斡旋した事実やマネーロンダリング、薬物売買の疑惑が浮上しています」

緊急事態宣言後に中国・韓国などの11ケ国へのビジネス往来を一時停止することを菅首相が発表しました。コロナ禍を利用して詐欺してコロナ禍を隠れ蓑にして逃げるような国際詐欺は許されません。(文◎鎚鋸多漏)

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