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安田純平さん帰国でやはり起こった、『自己責任論』以下のおちょくりコメントの数々

TABLO / 2018年10月26日 15時49分


 今月24日に約3年4ヶ月ぶりにシリアの武装勢力から開放され、25日にはトルコから日本に帰国するための飛行機へと登場することになったフリージャーナリストの安田純平氏。

 帰国の飛行機内では記者団の質問に答える場面もあり、7月に公開された動画にあった「私の名前はウマルです。韓国人です。今日の日付は2018年7月25日。とても酷い環境にいます。今すぐ助けてください」という言葉の真意について問われると、「自分の本名や日本人であることは言うなと要求されていた」と語り、武装勢力が日本人だということを伏せさせた理由に関しては、開放された他の人質が「施設内に日本人がいた」と発言した場合、その施設が攻撃される恐れがあるからではないかと推測している。

 また、同飛行機内では拘束期間中に受けていた虐待について語るも、その状況が人々の想像するものと違っていたため一部で騒動に。発端となったのは以下のような被害報告の言葉。

「24時間身動きしてはいけないとか、何一つ音を立ててはいけないとか。指を動かして関節がなったらダメ」

 なお、身動きしてはいけない場合に身動きしてしまったケースでは、安田氏ではなく安田氏の独房の前に連れてこられた他の人物が虐待を受けていたという。他にも以下のような発言が話題に。

「食事が来ないとか、缶詰が来ても缶切りを持ってこないとか、そういう嫌がらせがあった」

 これらの言葉には以下のようなコメントが寄せられた。

「真っ先に思い付く苦労がそれって...」
「警視庁の防災Twitter見ればよかったのに」
「それは単純に監禁してる側も物資がないだけではないだろうか」
「帰国したら思う存分缶詰を缶切りで開けて欲しい」
「精一杯思い出した過酷な所業がこれなのか」
「これは酷い。自由の身の俺ですら、こないだプルタブ缶詰のプルタブがぽっきり折れて開けられなくって発狂しかけたと言うのに」

 揚げ足取りとおちょくりに徹したコメントが流れた。こんな勘違い、揚げ足コメントこそ、自己責任をとって欲しいと思う。

 また、開放された瞬間について記者に問われた際には「荷物をすべて奪われたので、そのことがとにかく頭にきている」「いや、とにかく荷物がないことに腹が立って」と語った点にも何故か反感が高まっており、過去にエジプト出身タレントのフィフィとインターネット上でトラブルになった事も話題になった。

「自己責任論」以下のコメントがネットでは巻き起こる流れとなってしまったが、今後も安田氏には一部バッシングが続くことになると思われる。もちろん、肯定論も多い事を付加しておく。(文◎編集部)


安田純平解放で友人の僕が思う事 「日本政府の影の努力があったはず」 自己責任論がまた吹き荒れるのか

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