橋本環奈を招いての学園祭イベント中止の裏事情 名門・立教大学に何が起きているのか

橋本環奈 ファースト写真集 『 Little Star -KANNA15- 』

「橋本環奈ちゃん、事務所、そして、ファンに失礼ですよ。立教はイベントの運営をナメています。東京六大学、MARCHの中でも、最もキャンパスが狭い上に会場の場所が狭過ぎる。主催の放送研究会の責任のみならず、立教大学の監督責任も追求しないと気が済みません」

　と遠方から泊まりでイベントを観に来たファンは怒り心頭だ。

　東京都豊島区の立教大学で、11月3日、女優・橋本環奈（19）を招いての学園祭イベントが大混乱になり、警視庁池袋署から指導が入り、中止となった。会場に観客約1000人が殺到し、女性6人が転倒するなどして軽傷を負った。

「橋本環奈は『千年に一人の逸材』と呼ばれた元々は博多のローカルアイドル。ＡＫＢ的なコアなファンが多いので、きちんと警備や会場を整備しないとこうなることは予想できたはずです」（イベント会社ディレクター）

　業界からも厳しい指摘を受けているが、卒業生は背景を明かす。

「立教大学は近隣の早稲田大学と文化祭が日程も重なっているから、昔から文化祭は小規模でやっていました。ですから、こういった大物アイドルのイベント開催するノウハウがなかったのでしょう。
　でも、小学館の人気ファッション誌CanCam初の男性専属のモデルにミスター立教が選ばれたので近年立教ブランドは注目されてはいたのです。しかし、アイドル研究会のようなサークルがないので、感覚的にアイドルの集団心理を理解しない校風ではありますね」（立教大学OG）

　さらに、身内に甘い校風が諸悪の根源との指摘も上がっている。

「2000年から2011年までの12年間に、管理を任されていた複数の銀行口座から、8312万7763円を使い込んだ職員を刑事告訴しませんでした。ＭＡＲＣＨで明治大学に人気が抜かれたのに新たな枠組みを考えたのが、RJK（立教、上智、慶應）と称してて脱MARCH宣言を総長がしたばかり。甘やかしはやめて、外部に迷惑をかけないようにしてほしい」（立教OB）

　私立の大学にも国庫から補助金が流れている以上は、「アイドルを招くイベントに慣れていなかった」「身内に甘い」だけで済まされないのでは。（文◎花苑スープ）