「死にたい」と一リスナーをDMで恫喝し『映画秘宝』が炎上 僕も以前DMを貰いました DM癖ってあるのでしょうか
TABLO / 2021年1月26日 6時0分
![「死にたい」と一リスナーをDMで恫喝し『映画秘宝』が炎上 僕も以前DMを貰いました DM癖ってあるのでしょうか](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/knuckles/knuckles_40837_0-small.jpg)
写真はイメージです(撮影・編集部)
国内を代表する有名映画雑誌『映画秘宝』が炎上しています。
ざっとまとめると、一読者のツイートに対して『映画秘宝』の公式アカウントが、引用リツイートやリプライではなくダイレクトメール(以下DM)で、極めて“刺激的”な長文メールを送りつけた事に端を発します。ツイッターに詳しくない方へ説明すると、要するに公開ではないということ。単純にメールだと思って下さい。
その内容があまりにも酷いというか、一読者である方にとって驚愕すべきものだったので、その方が公開に踏み切りました。そこから炎上が始まります。『映画秘宝』公式アカウントでは、岩田編集長責任という形で女性に対する謝罪がツイートされています。
公式アカウントを引用した方が分かりやすいのでご覧頂くと、
【当該DMを送付した経緯は1/5(火)放送の『アトロク』韓国映画特集回の当該女性アカウントのツイート内に、女性ゲストが不在である件、およびホモソーシャル的な映画秘宝文化についての苦言が記されていたことについて、過労のなかで一方行に頭に血がのぼってしまい、憤りを感じてしまったためです】(2021/1/25 『映画秘宝』公式アカウント、ツイッターより)
という事です。そのDMの内容は私信なのでここでは掲載しませんが、かいつまんで言うとツイッターでつぶやかれた「苦言」に対して、「今、心の底から深く心が傷付き」「死にたいです」「これは誹謗中傷でしょうか」「あまりのショックの大きさから、何も手がつけられない状態にいます。死にたい」といった内容です。これを送付されたら、誰でもビビるでしょう。まして、面識もない一雑誌の公式アカウントからメールで来たら。
どうやら公式アカウントと当該女性とは直接メールをしてかつ直電話して謝罪に至っており、これを送ったのがツイッター投稿係の編集部員ではなく、多分岩田編集長らしいな、と僕も感じていました。
参考記事:『cakes炎上騒動』は起こるべくして起きた 「経験ある編集者不在」が懸念材料の“ネット媒体” | TABLO
2019年8月12日に「何が、なぜやばいんでしょうか」という岩田編集長からのDMが来ていました。ずいぶん前なのでうろ覚えなのですが、「『全裸監督』を大絶賛し過ぎなので『映画秘宝』はヤバい。クールダウンした方が良いのでは」とツイートしたと思われます、DMから推測すると、ですが(「全裸監督」は個人的に大変楽しめました)。
なので僕が『映画秘宝』の姿勢に苦言を呈したのでしょう、多分。通常、反論があるのなら公開での引用リツイートやそこまで公開性を求めないのであればリプライにすれば、と思ったのですが岩田氏はDMを送る癖があるのだなと感じた次第です。ですから今回のDMも「岩田氏だろうな」と思いました。DM癖があるのでしょうか。この分だと他にも送っていそうな気がします。
ただ、一読者に「(苦言に)傷ついた」「死にたい」とDMするのは、心がダウンしてしまったからだと思っていましたが、岩田氏のツイート(『映画秘宝』公式アカウント)では「過労の中で」「憤り」からメールを送ってしまったとのこと。「おいこら」ではない逆のバージョンでの脅迫と見られても……。というより、憤りがそのまま出ないで「死にたい」という文章になってしまうのが、逆に怖いです。
女性がDMを晒した事で、映画秘宝よりのライターや識者から批判が出ているようですが、それはちょっと違うのではないかと思います。もちろん、世話になった雑誌に恩義を感じての事でしょうが、ただ今回の場合、DMの内容が極めて刺激的かつ、脅迫(逆脅迫みたいな表現があればそれに類します)と捉えられても仕方ないものでした。
双葉社へ発売元が移行後も岩田編集長の『映画秘宝』や別冊は好調だと聞きます。慢心があったのかどうかは分かりません。ただ当該被害女性のDMの公開は例えるなら、木下優樹菜さんに脅かされたタピオカ屋の店主と似ていて、一個人が出来る最大の防御だったとは思います。
因みに、岩田編集長は僕の古巣ミリオン出版出身だったそうで、名刺交換した時は恐らく10年くらい前でしたが最近、某ライターさんから指摘されて知りました。先輩面するつもりは毛頭ありません。が、双葉社の実質的な編集プロとして再活動した『映画秘宝』、この分だと重いペナルティが待っているのではと危惧しています。(文◎久田将義)
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