日テレ『イッテQ』やらせ疑惑 「橋祭り」は本当にあったのかがネットで白熱 ここまでのまとめ
TABLO / 2018年11月9日 10時5分
インターネットやSNSの普及からテレビ番組のヤラセや過剰演出が即座に晒されてしまうという、テレビマンにとっては厳しい時代の到来となっているが、またしてもヤラセ騒動が勃発となってしまった。
今回騒動となっているのは日本テレビの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後8時)。
問題視されているのは今年5月に放送された「橋祭りinラオス」。ラオスで行われている祭として、"橋"に見立てた全長25メートルの板を自転車で渡り、スピードなどを競う「祭り」が紹介され、宮川大輔の参加する様子がオンエアされたのだが、実際にはこの祭は現地で行われていないものだったというのだ。
このことが週刊文春により指摘されると、制作会社側は「自転車で水上にかけた橋を渡る祭は、ラオスでは以前から、村単位などで行われている。全くないものをでっちあげたわけではない」「テレビで紹介されることになり、祭を盛り上げ、番組を面白くするため、ラオスの美術会社と我々が作ったもの。撮影前に日本テレビ側にも報告していた」と語った。
一方、日テレ側は「今回の企画は、現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はなく、番組から参加者に賞金を渡した事実もございません」と報道を一部否定。
それでも「番組としては今回、(ロケの不成立を)意図的に隠した事実はありませんが、開催実績について毎年今回の撮影場所で実施されているような、放送上誤解を招く表現があったことに関しまして、ご批判を真摯に受け止めております。」としたが、今後も祭企画は続けていくとのフレーズもあったためネット上には様々な意見が。
「周りがどうだろうが現地で初ならやっぱり捏造じゃん」
「責任のトリクルダウンか」
「村単位でこんな祭りがあるわけないだろw」
「捏造してラオス人に責任なすりつけて最悪だな日テレ」
「『橋祭りありまぁす』みたいやな」
また、賞金は出していないという日テレ側の主張にも、「協力費」名目で賞金や商品が提供されたという匿名の証言が出されるなど、同番組に対する視線は厳しさを増している。
このことから、他企画や番組内でよく見られる"奇跡"にもヤラセがあるのではという疑惑が持ち上がっているが、当の日テレ側や番組制作会社では情報漏えいの犯人探しを行なっているとの真偽不明情報も聞こえてくる。
もちろん「ヤラセでも面白ければいいじゃん」という声もあるにはあるが、事実でないものを事実であると印象づけて放送を行う以上、責められてしかるべきなのではないだろうか。(文◎編集部)
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