『イッテQ』騒動を追及するフジテレビに綺麗すぎるブーメラン 過去のやらせ番組の数が多すぎる!
TABLO / 2018年11月15日 20時0分
「ヤラセ騒動連発で、観覧席に謝罪した、司会の内村光良も被害者でしょう。『イッテQ』やらせ疑惑は企画出しから、トラブル責任まで下請け会社に押し付けていますよね。この番組に限らずこういった現場のADはうつ病になって退職したり、リベンジのために出版業界、インターネット業界に転職したりします」(元制作会社ディレクター)
日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」で宮川大輔(46)が出演する人気企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」で「橋祭りinラオス」のやらせ疑惑騒動に日本テレビが謝罪した。
昨年2月12日の2時間スペシャルで放映された「カリフラワー祭りinタイ」でも同様の疑惑が浮上した。「週刊文春」が現地で取材したところ、祭りの出場者には賞金や参加費などが渡され、「イッテQ!」の海外コーディネーションを担当するM社が「祭り」の運営費を負担していることが判明している。
やらせはテレビ業界の構造的な問題だという言葉も聞こえてくる。
「このやらせ問題をフジテレビなどが特集していましたが、フジテレビにそんなこと言う資格があるのかと言われています。『愛する二人別れる二人』『ほこ×たて』『発掘あるある大事典』......。テレビ局は似たり寄ったりですよ。そもそも、タレントのロケスケジュールをおさえて連続して放送できるほど、世界にお祭りはあるのでしょうか。テレビ局のプロデューサーから無茶な机上の空論的な企画を常に求められて制作会社は困っています。局の理不尽な要求に応えるには、やらせやねつ造でもしないと不可能という状況もあります」(制作会社幹部)
海外に舞台が移るには理由があるようだ。
「日本にまだあまり知られていない海外が舞台ならバレにくいというのもありますし、ロケハン名目で遊べる上に利権で稼ぐことができるのです。テレビで放送すれば、観光客や投資が集まるので、地元の有力者と結託して、仕掛けて、メディア紹介料や利権収入をもらうという手口は、昔からあります」(テレビ制作会社ディレクター)
やらせも国際化すれば安心と思っているのだろうか。この問題にしても、下請けの制作会社がとかげの尻尾切りになることぐらい一般人も知っている。(文◎槌鋸多漏)
あわせて読む:嘘つくな日テレ! ラオス取材で見えてきたイッテQのやらせ疑惑 「"橋祭り"なんて見たことも聞いたこともない」
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