「コロナ陽性者だけど観に行きます」で舞台が中止に 「犯罪予告だ」「テロ行為では」と怒りの声が届く

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いたずらだとしても悪質

『コロナ陽性者だけど観に行きます』といったメールを受信したとして、とある舞台が中止を発表しました。その悪質な文面に、ネット上では「これってある意味犯罪予告よな」「テロ行為と同じですよ」といった声が寄せられています。

MOO!TT26→27について

申し訳ありません、開催中止にさせていだくことになりました。

Yesシアターに下記メールが送られてきました。

陽性者が来る可能性がある以上、
劇場としても開催をOKすることはできない、という判断になりました。

下に続く pic.twitter.com/ZYDsefci7S

— Joe (@RJ_2451) February 16, 2021

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トラブルが発生したのは、『MOO！ TT26→27』という舞台で、2月16日・17日に大阪のYesシアターで開催される予定だったといいます。しかし、16日に主催者が『申し訳ありません、開催中止にさせていだくことになりました』と急遽中止を発表しました。その理由は新型コロナウイルス感染者の来場が発覚したためだといい、その人物から送られてきたというメールを公開しています。

その内容は要領を得ないものでしたが、要約すると「コロナ陽性で観に行くのを諦めようと思ったけど、演者と付き合っている女が来るっていう噂を聞いて、居ても立っても居られないからやっぱり行きます」というようなもので、メールの最後には『スタッフの人達やお客さん達にもし感染させてしまったら、責任取ろうと思っています』などといったこともつづられていました。

これにより主催者は中止という決断をしたそうで、『陽性者が来る可能性がある以上、

劇場としても開催をOKすることはできない、という判断になりました』と報告しています。

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これについて、ネット上では「これってある意味犯罪予告よな」といった声をはじめ、

「威力業務妨害とかにならんかね？ 文面がひどいと思えるくらい稚拙だし、責任をどう取るつもりなんだろう」

「こんな真偽不明のメール一通で、演者もファンも心砕いて準備していたものが失われるの、本当に悲しい」

「メールの文章おかしすぎて笑ったけど内容がマジで笑えない。普通に威力業務妨害で訴えられる案件だと思うので徹底的に突き詰めてほしい」

「九割方いたずらなんじゃないかとは思うけど、こう言われたら中止以外の対応は取れないわな」

「当日会場に爆弾仕掛けましたとか言ってるのと変わらない。テロ行為と同じですよ」

といった声が寄せられていました。

いたずらの可能性も否定できませんが、どちらにせよ悪質であるのは事実。主催者側は『公的機関に申し出て、人物の特定をする方針で、然るべき処置をとる所存です』としており、無事に解決することを祈るばかりです。（文◎絹田たぬき）

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