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大人気YouTuber・ラファエル氏の怪しすぎる「投資紹介動画」に各所からツッコミの嵐!

TABLO / 2018年12月5日 19時28分


 ティーンを中心に人気が不動のものとなっているYouTube。もちろん人気YouTuberたちの発言には大きく経済動向も変わってくるというまでになっているのだが、現在この動きを奇妙な方向に持っていこうとする騒動が発生しているためお伝えしたい。

 騒動の渦中にいるのはチャンネル登録者数が200万人を超える人気YouTuberのラファエル氏。

「今世の中で最も利回りのいい投資」として『成上りたきゃ見ろ!利回り80%超え⁉ 世界一儲かる投資の現場に潜入』と題された動画を公開。

 そこでは通常の4倍のスピードで出荷が可能という水耕栽培が紹介されており、「今やってる投資全部やめてこっちに入れたいくらいですね」「見た後絶対この投資やると思う!」とラファエル氏が絶賛する様子が記録されている。

 投資先側の話によると、利回りは作物によるが、葉物野菜で10.2%、機能性がある高麗人参であれば42%と2年7ヶ月で元本がペイできてしまうとしており、さらに10月に農水省が発表している補助金も対象になるため、補助金が出た場合は利回りがさらに84%に跳ね上がると語っている。

 この他にも、ラファエル氏が女性職員に対して「可愛いな。お前彼氏いるの?」「既婚者かよ!」「お前喋んないの?」「チューしていい?」「ちょっとマンゴーって言ってみて」と言葉だけでなく、触ったりするなどセクハラも目に余る。

 動画内では「300坪分の収穫が10分の1となる30坪で出来る」「一般的に良い高麗人参は成長までに5年~10年かかるといわれているが、サポニンという成分のみを見ると60日で収穫が可能」「売り先であるクライアントも国内に3社、国外に3社決まっている」といったメリットが語られており、一応デメリットへの言及も。

「デメリットとして補助金がつかなかった場合は70坪以下で不採算」「他にも同様のサービスは国内に325箇所ある、赤字の会社が116箇所」としているが、電気の使用量が他社とくらべ半分程度である点、特許技術がある点などから赤字になりにくいという。

 この話がうますぎる投資紹介動画には否定的なコメントが続々と寄せられることに。


「植物工場は採算が合わずに、次々と倒産しているのが現状です。国内で黒字化できている植物工場は現状で1割程です」
「利回り84%とかもう少し騙すなら現実的な数字にしろよw」
「視聴者を食い物にしてるね。バイナリーもそうだったけど。いくらもらってるんだろ?」
「根菜は水耕栽培には向かないし、利回りの根拠がない」
「男は顔出しNG、女は広報のくせに会社の説明一切なし、本当の社員なの?」


 また、有名YouTuberからも続々とツッコミが。

 イケダハヤト氏は該当の企業が詳細不明のうえ法人登記がないという点を指摘し「かなり怪しいので注意」とし、タナカキミアキ氏も難しい高麗人参が映っていなかった点を指摘し、「簡単なレタスは1トン収穫して20万円にしかならない」「本当なら銀行がお金を出してくれる」と事業性の薄さを語っている。もふもふ不動産氏も「根っこにCo2をあてる効果がわからない」「黒字化が難しいし本当であればYouTubeで募集する必要性がない」と警鐘を鳴らしている。

 もちろん投資というテーマだけにキッズが騙されるということはないだろうが、紹介された投資話の信憑性は、投資先側が語る"利回り"を大きく下回ることになるのではないだろうか。(文◎編集部)

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