コロナ禍だから流行る?「寸止めサービス風俗」って何 「サービスを受けながらセクハラについて話し合いました」(お客さん談)
TABLO / 2021年3月29日 7時0分
かつて風俗好きな人の中で流行ったのが韓国エステ、アカスリでした。もう20年以上前になるでしょうか。マッサージを受けられ、かつその延長線上で「つい性的サービスもやってしまった」という建前の風俗でした。
歌舞伎町、大久保、池袋は当然の事、この風俗は全国に流行。取材したところ限定で言うと北関東でも流行していました。韓国アカスリだけでなく、中国人マッサージや歌舞伎町だと石原都政の時代ですからまだ、浄化作戦の途中だったためかルーマニア、ロシアマッサージというのものあったものです。
石原都政は渋谷、新宿、六本木、池袋などを「四大都市」と内規し、入国管理局と協力し外国人風俗や外国人水商売(フィリピン、韓国、中国、台湾を除く)をなくして行こうとまい進しました。現在では犯人確保に役立っている路上の監視カメラが大々的に取り付けられたのもこの頃です。
因みに歌舞伎町に到っては50台と取り付けたと言われていましたが、実際はそれ以上だとの話もあります。この監視カメラについては個人情報保護の観点から、メディアを中心に当時野党だった公明党も反対していたと記憶していますが、現在では犯罪抑止や逮捕のため、欠かせないと言う国民も多数います。当時、反対していたメディアからすると複雑でしょう。
このように、一時はのマニアがついたほどの男性用エステ、アカスリですが石原都政以降、激減。「聖地」と言われていた東京・大塚でも現在は様変わり、その代わり、寸止めサービスへと業態が変化しています。
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寸止めサービスとは(正確な名称は人によって違う)女性のマッサージを受けるのですが、ギリギリの所で「マッサージのみで終了」するというもの。韓国、中国、台湾マッサージは相変わらず健在ですが、日本人マッサージも当然あります。
店舗型とデリバリー型があり、一部では最後までいたすところもあるようですが、店舗はほとんど寸止めと言って良いのではないでしょうか。
ある韓国エステマニアが言います。「寸止めは寸止めで私のような本番にこだわらない客にとっては良いものですよ」(50代会社員Aさん)。
ある日、場所はぼんやりさせておきますが、山手線内の南の某駅での店に入りました。
「日本人の女性がマッサージを行う店でした。普通の主婦のような人ばかりでしたね」(前出・Aさん)。
マッサージを受けて聞いてみると、コロナ禍で以前はいわゆる性風俗店で働いて女性も流れてきていると言います。
「やはりこのサイトでも書かれていた通り、コロナ禍で吉原もヤバいみたいだし、鶯谷、大塚、巣鴨などのデリヘルなどもそもそも女性が出勤したがらないみたいですらか」(前出・Aさん)
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そこで寸止めサービスの登場。大体、ホームページでは「当店は風俗店ではありません」とうたっています。「いやいや。それは建前でしょう。寸止めで我慢できないでしょう」と思われた方。意外とAさんのような客がついていると言われています。
「コロナ禍でこちらも元気がないので、特に過激なサービスは求めませんね。この間はついた女性がサブカル好きだったのでアップリンクのパワハラについて語り合いながら寸止めサービスを受けましたよ。はい、その女性との出会いに満足でした」(前出・Aさん)
寸止めサービスだと当然、アルコール消毒は必要ですが通常の風俗より接触が少ないと言う事で多くの店がこれで何とかしのいでいると言われています。もちろんその裏では通常のいわゆる性風俗も健在している訳です。が、以前は「洗体サービス」と言われていたこのサービス。コロナ禍で元気がない男性らにとってはちょうど良いという存在で、それがかえってちょっとした人気になっているようです。(文・編集部)
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