小室圭さんがメディアやコメンテーターを訴える日 第二の三浦和義状態になる事も
TABLO / 2021年4月12日 6時0分
写真はイメージです(撮影・編集部)
基本、好きな者同士、結婚すれば良いのではないかと考えています。眞子内親王様と小室圭さんとの婚約騒動についての感想です。結論はこれに尽きるのですが、ノイズ多いのは、小姑的感覚がついて回っているからとも感じています。ノイズとは小室圭さんの借金問題を盾に2人の結婚を反対するコメンテーター、ライター、バラエティ番組です。
すなわち、小室圭さんの学生時代の写真を見ると、チャラ目だったのとさわやかな容貌の割に「実は借金をしていて、返していないんだ(小室さんは贈与と主張)」というギャップが、小姑たちの反感を買ったのだと思われます。小姑感覚という批判が一番、小室圭さん批判者にとって言われたくない事でしょうから、皇室論やメディア論でカモフラージュしているのですが、カモフラしている時点でノイズ化されています。
なぜか。
その前に「ギャップ萌え」という言葉があります。小室圭さんのさわやかなルックスが「逆ギャップ萌え」とも言える現象を起こしてしまったと思われます。例えば、小室圭さんの風貌が藤井聡太棋士だったとしたらどうでしょう。これほどまでにノイズが起きたでしょうか。もちろん藤井棋士を挙げたのは体育会系で活発そうな小室さんに対して、文化系で温和な感じのする(俊足との話もあるが)藤井棋士を例として挙げたのであって容姿の「良し悪し」を言っているのでは当然ありません。
話を戻すと結局、小室圭さんと母上の元婚約者との金銭の授受が、贈与だったのか借金だったのかに尽きます。これはもう、どちらかが提訴して裁判所に判断してもらうほかはないのです。皇室論ではなく法律論で論じる段階に来ています。
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今回の件は「どちらの言い分が正しいか」です。大事な事なので繰り返します。この問題は「贈与なのか借金だったのか」です。それは裁判所が判断するのが一番、手っ取り早いのです。判決が出ればノイズはピタリと止むでしょう。
にもかかわらず、先走ったバラエティ番組やコメンテーターやライターが、「眞子内親王は大丈夫か」的な雰囲気を醸し出すような事を喋っていますが、借金か贈与かは前記したように、司法が判断する段階にきているのに大丈夫ですかね。この人たち(「眞子内親王は大丈夫なのか」の言葉の後には「こんな男で」が入るのは想像に難くありません)。
いくつかこの結婚(まだ婚約段階だが)に問題があるとすれば、納采の儀は税金が遣われる訳ですが、この費用は適性なのか。これは皇室研究家に任せるとして、結婚の折には政権与党自民党(と公明党)がお祝いムードを支持率アップに、当然つなげるでしょうから、注視しておかなければならないくらいなものです。
「小室圭さんの反論が長すぎる」という弁護士もいましたが、長いのは長いのでしょうが、前記したように本質とは全く関係ありません。この「長すぎる」という批判は、イコール弁護士としての資質が足りないというイメージを与えていますが、僕はこれまで何回も裁判をしたり、内容証明書を貰ってきました。そこには、弁護士の個性や戦略が出るものです。ある弁護士は激烈に書いたり、またある弁護士は主旨だけを簡潔に書いてきたり。なので、「長すぎる」は本質から離れたノイズです。つまり良い悪いは別にして「長い反論」は小室さんのスタイルなのかも知れない訳です(貰った方はうんざりするかも知れませんが)。
また、小室圭さんは反論文の中でぼやかしていますが、法的措置を視野に入れているのではないかと思われる表現もありました。
「これまで私や母に対する名誉棄損(きそん)、侮辱、プライバシー侵害など数多くの違法行為が繰り返されていると考えています。そしてそれらは、仕方のないことだとしてすべて受け入れるには限度を超えていると思います」
この部分です。名誉棄損という言葉が出ました。僕は雑誌編集長として、裁判を何回かやってきたり、抗議は数えるのが面倒くさいくらい受けてきました。それを踏まえて小室圭さんが、バラエティ番組を中心に訴えるのではなく(多分、これだと裁判の焦点が絞りにくい)コメンテータやライターら数人に絞って提訴すれば、勝つか、示談金を払わせるという実質的な勝訴で結審するような気がしています。
それは前例があるからです。こういった位相ではなかったですが、メディアの総叩きという意味では似ている、故三浦和義氏の件を思い出しました。三浦氏は1981年にアメリカ・ロスアンゼルス郊外で妻を殺害したとされ、逮捕されましたが、最高裁で無罪判決を言い渡されました。拘置所や刑務所に受刑者として長年過ごしましたが、その間彼は弁護士の資格もないのに本人訴訟で民事で、次々とメディアを訴え、勝ちまくりました。
小室圭さんがその気になれば法律を勉強している事でもありますし、三浦和義さん状態になる事も考えられなくもありません。その日が来るのか来ないのか。小室圭さんと眞子内親王様のみぞ知る、でしょう。(文@久田将義)
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