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被害者続出 ナゼいなくならない芸能界悪徳プロデューサー

TABLO / 2021年6月4日 6時0分

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写真はイメージです(撮影・編集部)

小説家石田衣良氏の還暦を記念して、同氏の人気小説を原作としたネットドラマ「アキハバラ@DEEP2.0(ツーポイントオー)」が一昨年制作されました。ネットドラマとして配信されていましたが、Amazon、FOD等が中止する騒動が起きました。
その背後には、映像メーカー株式会社アイモーションの制作費、出演料未払いをめぐって、約850万円の損害賠償請求訴訟が始まったことをデイリー新潮が報じました。

アンジェラ芽衣、黒木ひかり、人気男性アイドルグループ「MeseMoa.(めせもあ)」の「あおい」「白服」がメインキャストの同作品には、昨年、販売予定のDVDがお蔵入りになる騒動もありました。
DVD事前購入者を対象にしたイベントも告知したものの、発売されず、MeseMoa.の所属事務所がメーカーの代わりに予約客に返金したという酷いものです。

「会社の電話はつながりません。制作に協力した芸能プロダクションの中には、被害が甚大で、会社を解散して撤退したところもあります。プロデューサーは自分の嫁を女優として出演させたり、現場に娘と娘の彼氏を入れたりしてのらりくらり。現場費もスタッフに立て替えさせていました。妻子同伴で、取立てを脱れる手法を使っているかもしれません。無計画でロケハンもない前代未聞の現場で過労で卒倒したスタッフもいてお気の毒でした。金を払わないだけでなく、人権侵害も著しいです」
と関係者は激怒しています。

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当サイトの取材で、株式会社アイモーション・取締役社長プロデューサーの太代眞裕氏が本作品の前にプロデュースした作品でもトラブルを起こしていたことが判明しました。
「『青塚氏の話』(谷崎潤一郎原作)では、上映経費名目で監督に300万円出資させて、お粗末な試写会の後は配信や配給もしていません。スタッフや出演者への支払いも一部しか払っていない状況でした。常習犯ではないでしょうか」(制作関係者)
太代氏を古くから知る芸能関係者はこう語ります。

「元ポニーキャニオンの香港支社長を自称して、売り出してあげるから出資しろ という手法は変わらないようですね。出演者やプロダクションに対して、メインキャストに起用した謝礼金を数十万円、数百万円単位で請求します。熱海で男性を刺してニュースになった女優の主演作も太代プロデュース。事務所に出演料を払った後に、女優に謝礼金を請求していたそうです」
一方で、悲劇の主人公として、スタッフやプロダクションに借金を無心することも少なかったようです。

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「『闇金紹介してもらえないですか』なんて相談してきましたが、プロデューサーが闇金に手を出して、担保に作品持っていかれたら困るんで、貸してしまいました。頼む時は、低姿勢ですが、借りた後は偉そうですね。返済日過ぎても連絡ひとつなく、借り逃げです」

お客さん、原作者、出演料、スタッフを蔑ろにするような人物がプロデューサーとして君臨し続けているのは、大問題です。一刻も早く悪徳プロデューサーが一掃されなければ、映像業界の未来は拓けないかもしれません。(神田川涼香)

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