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ワクチン騒動はこう切り抜けろ 51歳の筆者が既に接種済出来た方法とは

TABLO / 2021年6月7日 6時1分

ワクチン騒動はこう切り抜けろ 51歳の筆者が既に接種済出来た方法とは

なぜ医療従事者でも高齢者でもない筆者がワクチンを接種できたのか(写真はイメージです)

昨年春以来続いているコロナ禍。世界中で373万人あまり(6月6日現在参照元:World COVID-19 Stats)の人が亡くなり、経済や人の流れを止めてしまっている。そんな中、明るい兆しとなっているのは、英米やイスラエルといった国々でおこなわれているワクチン接種だ。
65歳以上の接種が日本国内でもようやく本格化し始めた。それより若い現役世代の接種が本格化している市町村は、6月6日現在、小さな村以外を除いて未だにかぞえるほどしかない。

オリンピック開催まで50日となった6月5日時点でのワクチン接種回数は約863万回、一回目接種率は6.15%、二回目摂取率に至っては0.64%にしかすぎない。(データ参照元:首相官邸https://cio.go.jp/c19vaccine_dashboard)。
コロナ禍の終了まではほど遠い。打てているのは医療従事者と一部の高齢者のみ。にも関わらずライターである筆者はすでに一度目の接種を6月3日に済ませてしまった(二回目は三週間後)。もちろん、それは何か不正なやり方をしたとかではない。正式な手続きで、なおかつ首都圏に住んでいれば、誰にでも可能な方法であった。
高齢者でも医療従事者でもない筆者がなぜこんなに早くワクチンを接種できたのか、打った結果、身心がどう変化したのか――といったもろもろの情報についてお知らせしてみたい。どうか参考にしていただければ幸いだ。

●狙いは余剰ワクチン

発端は、5月28日に友人の新聞記者からもたらされた情報だった。意外にも、ワクチンの余剰分がかなり出ているという。自衛隊による大規模接種と自治体による接種の二重予約や当日の体調不良などから、かなり余剰分が発生していて、その数は実に10%のぼるという。そのため、廃棄に至らないよう、キャンセル待ちの人を必死で呼び込んでいるという。

「ワクチン予約、当日キャンセルは3872件 大規模接種センター」(2021年5月31日 毎日新聞より)

話をきいて筆者は思った。であれば、無駄にしないための仕組みをワクチン接種側がすでに作っているのではないかと。ヤフオクやメルカリ、または0miai(恋愛マッチングアプリ)のような、需要と供給を結びつけるサイトがすでにあるのかもしれない。筆者自身、ワクチン接種については積極的な方である。重篤化しやすい高齢者や、最も必要とする医療従事者に最優先するのは当然として、それでももし余るのならば、なるべく早く打ちたいと思っていた。

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5月30日、試しにググってみたらいくつかがヒットした。最初にヒットしたのは首都圏でチェーン展開しているCクリニックのシステムだった。
「(新型コロナワクチンの接種の)過程で、突然のキャンセルや予約数と接種可能数の差による廃棄リスクが認められました。そのため、(中略)(接種希望者の)登録を受けつけ、突然の余剰ワクチンの発生時(前日や当日等)にご連絡をさせていただき、可能な限り接種していただく試みを開始いたします」

新聞記者の言うように実際に廃棄は起こっているのだ。そして、余剰分の接種がクリニックと筆者、双方にとってWin-Winなのだということを確信した。筆者はさっそく必要事項を記して登録した。新型コロナワクチンの予診票・クーポン券(自治体から発送されたもの)はなくても登録できる。というのも、接種時に保証金5000円を預け、後日、クーポンと引き換えに保証金を返してもらうのだ。

筆者以外にも、喉から手が出るぐらいワクチン接種を望む人は相当多いだろう。競争率は半端なく高いはずだ。ということで、複数のサイトに登録して、接種の番が回ってくる確率を上げることにした。

二つ目に登録したのは都内でチェーン展開しているMクリニック。土日もやっている変わり種医療のデパートといえるクリニックだった。科目を見ると、PCR検査、花粉症外来、禁煙外来のほか、自由診療は、にんにく注射、美容注射、そして性感染症まで手がけている。性感染症とわざわざ掲げるのは、風俗嬢がお得意様だからだろうか。
コロナのワクチン接種の項目を確認すると、【現在、医療従事者へのワクチンを優先しておりますが、キャンセル分については、非医療従事者への接種が可能です。以下のフォームに登録いただければ、キャンセルが出た時点で、原則メールにてお知らせします】とのこと。高齢者でも医療従事者でもない筆者も接種が可能だということになる。

先に返事が来たのは意外にもMクリニック。6月2日に登録したばかりなのに、翌朝10時にはメールが来たのだ。文面の最後に、以下のように記されているではないか。
「【本日のキャンセルご案内】
本日、〇〇院にて予約枠のご案内となります」

メールの着信に気がついたとき、発信から1時間以上が経っていた。今から申し出ても手遅れだろうな。そう思いつつも接種を希望するメールを返送した。すると1時間後に、クリニック側から電話がかかってきた。

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「〇〇クリニックと申します。コロナウイルスワクチン接種のご登録ありがとうございます。本日、起こしになるとのことですが、何時に来られますか? 午後4時以降でしたら御自由にお選びいただけます」
「2時間以内に来れますか?」といった急を要する確認の電話だと思っていたので意外だった。善は急げということで、筆者は夕方の診療が開始される午後4時に登録したのだった。<後編に続く>(文@西牟田靖)

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