高校教師が生徒に右ストレート しかし動画を撮るために教師はハメられていた そして見る側もまんまと...
TABLO / 2019年1月19日 10時50分
2018年には学校やスポーツ指導の現場における体罰や暴力的指導が大きな社会問題となったが、この流れは2019年も継続となるのかもしれない。
今回騒動となっているのはSNS上に投稿された教師から生徒に対する暴力行為の動画。
そこには、体格の良い教師が強烈な右ストレートを細身の男子生徒にお見舞いし、その後引きずり回しながら他生徒の制止を振り切る様子が記録されていた。
この動画のみを見たものからは通報が相次ぐ形となり、通報を受けた学校側も体罰の存在を確認し、今後は暴力行為を働いた教師の処分なども検討しているという。
該当の教師も「感情的になってしまった。反省している」と体罰を認めている。
【小中学校の体罰】こんな体罰が確かに存在していた時代|『オレの昭和史』中川淳一郎連載・第七回
しかし、ここまでは昨年にも多く見られた体罰騒動と変わりのない流れなのだが、今回は問題視された動画のロングバージョンも存在し、そこには殴られた生徒が暴力行為を誘発し炎上騒動を起こそうと執拗に教師を挑発する姿が記録されていたのだ。
この動画が拡散されると、バッシングの対象は一気に形勢逆転となり、いたずらに挑発行為を繰り返す生徒側がバッシングの対象とされることに。
「切り取られた一部の動画だけが拡散してしまい、正しい経緯を伝えられないネットの問題が現れたような事件」
「これは許される体罰でしょ」
「まあぶん殴ったら負けだが」
「これ先生を処分するならイキった生徒も停学にしないとダメだよな」
「挑発したら殴られることもあるけど殴った側は暴行罪に問われる、というのが社会のリアルだからそうするだけでいいと思う」
「止めに入った生徒が顔も声もイケメンでイケメンは凄いなと思った」
「殴るのは勿論駄目だけどだからといって教師ばかりが批判されるのはおかしいよ」
「そもそも炎上動画撮影目的だったのか 暴行前から撮影されてんの不自然だと思ってたんだよな」
騒動の前半と後半で大きく炎上の矛先が変わることとなった今回の事案。
どちらが悪い、どちらも悪いという前に、このような事例を参考に目の当たりにした告発や証言のみを鵜呑みにし、過剰反応をしてしまうという点を是正していくべきではないだろうか。(文◎編集部)
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