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NGT48山口真帆さん騒動 不確かな情報で炎上に手を貸してしまった迂闊なワイドショー司会者発言集

TABLO / 2019年1月29日 19時0分

 NGT48の山口真帆さんが、暴行をSHOWROOMで告白してから、メディア、特にワイドショーは確証も取らずネット情報を元に、また、メンバーの関与があったかどうかも分からない時点で「まだはっきりしていませんが」とか「これが事実なら」というエクスキューズを付けつつ、かなりのコメンテーターが断定口調でこの問題を口にしていました。

(参考資料:NGT48の山口真帆さん騒動 デマ拡散は初めてのケースではない 私が目の当たりにした肖像権侵害

 山口さん自身、傷ついているのはもちろん、名前が挙がったメンバーのインスタやツイッターのコメント欄は荒れ放題です。

 この炎上に少なからず、まだどういう状況か分からないのに、知ったかコメントをしたキャスターたちをピックアップ。

「仮にそうだとして」という論調でコメントするのなら、何でも言えてしまいます。「仮に」というエクスキューズをつければ何でもコメントすれば良いワケではありません。結果、一部メンバーに対するメディアスクラムが起きてしまいました。スマイリーキクチさん状態と言ってよいでしょう。


●小倉智昭氏 「とくダネ!」(フジテレビ系列 1月9日)

「彼女(註・山口真帆さん)にしてみれば二人に襲われたという恐怖感もあったでしょうし。それと同じグループのメンバーに言葉は悪いけど売られてしまった、というそのショックの方が大きかったかも知れませんね」

 ほぼ断定しています。では、もしメンバーがそんなことをしていなかったとしたらに小倉さんは責任とれるのでしょうか。現在、そのメンバーのインスタ、ツイッターは絶賛炎上中です。そして関与はなかったという運営からの公式発表です。さらに中井りかさんは「公式以外の事実はない」とツイートしています。


●立川志らく氏「ひるおび!」(TBS系列 1月15日)

「もし、家に行けだけとか場所を教えたってメンバーがいるんだったらそのメンバーが、もう二十歳を越えた成人ならば法的なアレはないとしてもやっぱり道義的責任はあるから、これは謝罪をさせるとか、解雇すべきではないですか。その子たちを守っちゃいけない」

 関与していなかったことがほぼ明らかになっているメンバーについて、まだ確定情報が出ていない時点で、ろくに調べもせず、謝罪の上、解雇すべきと主張。「もし」で始まる「断罪」ほど恐ろしいものはないという好例、いや悪例。


●加藤浩次氏「スッキリ」(日本テレビ系列 1月9日)

「山口さんが自分のSNSで、これメンバーが差し向けたやつなんだというニュアンスの発言をしているんです。ここなんですよ、僕ポイントだと思うのは。それで運営側に文句を言っている。運営側がそれを何でやってくれなかったんだということを言っているんですよね。だから、たまたまファンがやって来たんじゃなく、誰からそそのかされて、差し向けられてきた二人が私に恐怖を与えたという部分の発言をしているんだよね。そうなると犯人探しをどうしていくのか、運営側はどうやっていくのか。相当注目になるのかと思うんだけどね」

 加藤さんが望んだ「犯人探し」は現在も犯人がいないままネット上で行われています。


●坂上忍氏「バイキング」(フジテレビ系列 1月9日)

「どっちが本当か分からないにしても、山口さんがじゃあ、それを嘘つく必要あるとかと考えたときに、嘘をつく必要がないわけじゃない」

 小倉さんたちより慎重ではあります。確かにその通りです。だからこそ「どう判断をして良いのか分からない」と言っておかないと、言われた側のメンバーが結局悪い事になってしまいます。現に、今はそういう状況です。


 事件が発覚した1月前半のコメントとは言え、軽々に決めつけるような内容で結果、ネットで大騒ぎになり、間接的に山口さんを初め、名指しされたメンバーらを傷つけているのなら、コメンテーターの役割って何なのでしょうか。分からないなら喋らなくていいですよ。(文◎久田将義)

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