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仏では暴動デモ、韓国では汚物まき散らし...各国で同性愛婚の反対派が過激化

TABLO / 2013年9月24日 10時0分

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 19日、フランシスコ・ローマ法王が示した考えに波紋が広がっている。同性婚や人工妊娠中絶・避妊に反対する教義の押し付けに走りがちなカトリック教会の態度を戒め、傷ついた弱者を癒やす「野戦病院」となるよう訴えたのだ。

 現在の日本では同性婚は認められていないが、とくに欧州ではすでに同性婚を認めるオランダやベルギーなどのほか、異性結婚の夫婦に認められる権利の一部を保障するデンマーク、ノルウェー、スウェーデンなど、「パートナー法」を導入する国は増えている。この現状は保守的なカトリックも無視できないというわけだ。

 だが、今年に入ってから各国で反対派の過激な活動が目立ってきている。5月に同性婚合法化法が成立したフランスでは、同月26日に大規模な抗議デモが発生。一部の参加者が警官隊と衝突して96人が逮捕された。警察側の発表によると、デモ参加者は15万人で、暴徒化した若者が最大500人ほど発煙筒やビール瓶を投げ始めたという。

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 今月7日には韓国初の同性結婚式が行われたが、反対派による過激な暴挙は世界を驚かせた。複数の韓国メディアによると、映画監督キム・ジョグァンス(48)、映画会社レインボー・ファクトリー代表キム・スンファン(29)の両男性による成婚誓約を読み上げられる中、ステージ上に中年男が駆け上がり、かばんの中から取り出した糞便の混じった汚物をステージに投げ付けたという。

 男は「同性愛は犯罪だ!社会を破壊する」などと叫び、自ら汚物を全身に浴びながら大暴れ。結婚式のステージはもちろん、会場内は汚物による悪臭でいっぱいになった。

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 キリスト教が根強い韓国では、日本以上に同性婚への嫌悪感が強い。キム・ジョグァンス監督は結婚式を挙げて「同性愛者が結婚できる権利を勝ち取るためにこうして一騒動起こすしかなかった」とし「私たちのことをきっかけに、同性愛者も結婚を選択することができるようになることを願う」と話している。

Written by 朴建勲

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