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「3年A組」熱血教師の菅田将暉はなぜ"おじさんに人気"なのか? その原点は「ふんどし太鼓」にある

TABLO / 2019年2月24日 10時0分


「3年A組」(日本テレビ系列)の先生役が話題の菅田将暉。「生徒は人間なんだよ!」のセリフはまさに現代版「3年B組 金八先生」である。

 その菅田将暉だが、アニバーサリーブック限定版 『誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを見ていた者が繕った何かはいつの日か愛するものが造った何かのようだった』という55文字の長いタイトルが話題だ。

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 俳優生活10周年記念本のイベントを開催した俳優菅田将暉(26)がデート報道の二階堂ふみについて触れていることも話題になっているが、10年間の中で印象的だったのは、日本アカデミー賞の話題賞を受賞した主演の映画『帝一の國』(2017年)が再び注目されている。

「原作漫画で最も人気のあるシーン、海帝高校の文化祭『海帝祭』のオープニングを彩る"フンドシ太鼓"で、菅田将暉がフンドシ一枚になり、裸で勝負する俳優として注目されました。
 この映画をきっかけにアラフィフ世代に菅田将暉は注目されることになったことは、『3年A組』の成功につながっているかもしれません。『帝一の國』前半のオープニングに使われている激しいロック楽曲『HARD BLOW』は1985年のFLATBAKERというヘビメタバンドの曲で、懐かしいと、菅田ファンの親世代に注目されたのです」(映画ライター)

 オープンニング楽曲のインパクトは、子供と映画を観た親がママ友、パパ友に情報を発信してSNSで話題になっていたようです。パンクロックとヘビメタの間のようなサウンド。

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「雌ブタ追いかけ」
「いいかげんにしなさいよ 今に痛い目に遭うわよ」
 過激な歌詞を野太い声でビブラート効かせるシャウト。
「1980年代の日本を代表したヘビーメタルバンドFLATBACKERは、KISSのジーンシモンズプロデュースでEZO(北海道出身のため)とバンド名を変えてアメリカで世界デビューしました。激しいビートを打っていたドラマーの本間大嗣はLOUDNESS、ANTHEMでもその後活躍した日本のヘビメタのレジェンドです。ヘビメタの最強ドラムの後のフンドシ太鼓は強烈だったわけです」(音楽ライター)

 スタッフの世代か、菅田将暉の惹き寄せか。昔の音楽による上の世代取込みの達人のようだ。(文◎星野純蓮)

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