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「餃子の王将社長射殺事件」で工藤会幹部に逮捕状 元暴力団幹部が語る真犯人像

TABLO / 2022年10月28日 15時40分

「餃子の王将社長射殺事件」で工藤会幹部に逮捕状 元暴力団幹部が語る真犯人像

写真はイメージです。

「餃子の王将」大東隆行社長(当時)が、京都の本社前で銃撃を受け、殺害されてから、9年。当時から工藤会の名前が取りざたされていました。

「ようやくという感じですね。遅すぎでしょう」(週刊誌記者)

実質、警察庁が音頭を取っている工藤会頂上作戦の一環とは見られています。と、いう事は裏を返せば、「頂上作戦」がなければ今回の逮捕はなかったとも言えます。

「当時から工藤会ともう一つの組織の名前が言われていた。この手の取材をしている人間なら大体わかるはず。また、犯行前にタバコを吸っていたことはすでに報道されている通りですが、状況証拠に加え物的証拠もあった訳です」(前出・週刊誌記者)

状況証拠も9年前から言われていました。

「大東社長の時代はもめ事がいくつかあったんだよ、他業者との揉め事もあったり、中国の大連で出店の件でトラブルがあった。さらにゴルフ場で九州のヤクザといざこざがあったと聞いていた」(元指定暴力団幹部)。

そして実際の犯行ですが、口径の小さい銃での狙撃。

「四発命中されている事から銃の扱いに慣れているプロではないかとも言われていたけれど、頭部を狙っていないから、そうではないだろうとは当時から言っていた。口径の小さいのは22口径、25口径だが今回使われた25口径は日本国内には少ない。弾の補充は難しいから安く出回る。手に入れやすい。と言う事などを考えればヤクザの犯行だろうと思っていた。バイクでの逃走やタバコの吸いがらが落ちているといった事の杜撰さを見れば、早期逮捕と思ったけど、9年もかかったというのが本音かな」(前出・指定暴力団幹部)

裏社会の住民は、京都府警の捜査が遅かったと見ているようです。

「それれと、プロの『仕事』は必ず頭部にとどめを刺す。身体だけ撃つのはさほど慣れていない人間の『仕事』だ。25口径なら15万円。ヤクザなら60万円くらいで買えるから、扱いやすい道具だ」(前出・元指定暴力団幹部)

工藤会頂上作戦の一環と見られる今回の逮捕劇ですが、使用者責任等で再びトップの野村被告らに罪状が課せられるとも言われていますが、裁判の行方を見守りたいと思います。(文@編集部)

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