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「手クニシャン、そろってます。」 女子ハンドボール世界選手権の街頭PRは女性蔑視だったのか

TABLO / 2019年3月6日 10時19分


 2019年11月から12月にかけて、熊本県内で開催される女子ハンドボール世界選手権を巡って、組織委員会が謝罪を表明するという「事件」が起きた。

 3月5日の西日本新聞によると、大会をPRする街頭バナー(垂れ幕)の一部に「ハードプレイがお好きなあなたに。」「手クニシャン、そろってます。」という2種類があり、「女性蔑視」「低俗だ」との批判が主にネット上で拡散。4日までに当該バナーを撤去し、HPで謝罪したというのだ。

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 35枚のバナーのなかで、問題となったのは前記の2枚だけだが、他のバナーはスポーツ競技にありがちな一般的なコピーだった。批判を受けてから撤去、謝罪までがスムーズだったことも含めて、穿ってみれば、批判を受けた2枚は"確信犯"では? とすら思ってしまう。

 バナーのコピーは代理店が考えて提案し、組織委員会が承認したものだという。毎日、産経、日経(共同電を使用)などの全国紙、テレビなどは単に広告代理店、委託された代理店などと伝えていたが、地元ブロック紙の雄・西日本新聞は電通九州が企画・提案したもの、と記している。


 確かに最終的には承認した組織委員会が責任を取るべき問題だが、これだけセクハラ・パワハラなどが社会問題となっているときに、あえてこの2枚のコピーを「潜り込ませる」というセンスは並大抵のものではない。やはり、どこか炎上狙い、話題になればそれでいいという下心が、あったのではないのかと勘ぐってしまう。

 ましてや、世界に誇る「日本有数の頭脳集団」「最強代理店」である。よもやこの事態が推測できなかったとは思えない。そして案の定、批判は組織委員会に集中し、肝心の火元はマスコミの「電通タブー」もあって安泰のままだ。これは、西日本新聞を除いて他メディアの対応を見てもわかる。

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 正直、日本でハンドボールがメジャーなスポーツかと言えばそうとは言えない。記憶を辿っても筆者も取材に行った、2010年6月東京体育館における日韓戦以降、マスコミに大きく取り上げられてはいない。それだけに、無視されるよりは炎上したほうがマシ......という商法をとったとしても、"代理店"の手法としては不思議ではない。

 しかし、不本意な注目のされ方をした肝心の女子ハンドボール選手自体は、いい面の皮であり、実際、大手風俗掲示板などでは、「垂れ膜」「手クンニシャン」などの駄洒落? も飛び交っている。

 さらにいまひとつ、今大会が男子ハンドボールだとしたら、このようなコピーが提案されたかというと、正直疑問符もつく。そこにはやはり、ある種の傲慢さと、いまだ蔓延る女性蔑視の商業主義が垣間見れる。(文◎鈴木光司)

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