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とうとう「涼宮ハルヒの憂鬱」の山本監督まで破産 日本のアニメ業界は潤っていないのか?

TABLO / 2019年3月14日 10時44分


 今や日本が世界に誇るコンテンツ「アニメ」だが、その利益率の低さやアニメーターの薄給という問題が大きな議論の的となっている。このような状況下にあるアニメ業界を騒がせる、少々衝撃的なニュースが舞い込むことに。

 なんと「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」などの人気アニメを手がけた"ヤマカン"こと山本寛監督(44)が破産手続きを開始したというのだ。

参考記事ネット民が痛烈批判 打ち切り宣言された漫画家がツイッター上で「宣伝して」 | TABLO

 山本監督の代理人は「山本氏はかねてから株式会社ウルトラスーパーピクチャーズと過去のアニメーション作品の制作費負担について話し合いを続けて参りましたが、左記債務について、ウルトラスーパーピクチャーズが債権者として破産手続開始の申立を行ったことで、今回の手続開始決定がなされたものです」と過去作品の制作費負担が影響している点を説明し、これら1億円余りの債務が山本氏の持つ財産では一括支払い不能と判断され、破産手続開始決定となった事が語られた。

 それでも「何故個人が債務を負担?」との疑問を持つものも多くあらわれたのだが、これについては山本監督も言いたいことが多いようで、「はへっ!?Σ アニメ制作費で個人が破産するの!?」とのツイートを引用し、『させたんですよ。奴らはね。その異常さに気付かないオタクどもは相変わらずオタク。』と意味深な回答をブログに記している。

 同様に「ヤマカンのOrdetは持ち株会社ウルトラスーパーピクチャーズの一員になってたのに、なんで持ち株会社からOrdetにではなくヤマカン個人に一億円の支払い請求が行くのか、そこになんか謎が隠されてる気がする。」といったツイートを引用し、『まぁ普通そう思うわな。謎だ。オヤジにも言われた。「なんでOrdetが残ってるのにお前が負債請け負うの??」法律上ではそれでいいらしい。法律クソくらえ!!』と今回の破産決定という理不尽さを嘆くコメントも残している。

参考記事漫画業界ではブロッキング問題が 無許可公開サイト「漫画村」 意外にも規制に批判的なユーザの声に対応も遅れか | TABLO

 また、同ブログには「え-LINEBLOGで輝く第一位でございます。ありがとうございます(全然ありがたくない)。」と騒動からブログ読者の伸び、そして現在クラウドファンディングサイトにて出資者を募っている劇場アニメ作品についても出資者が伸びたという喜び!?の報告も。

 依然としてアニメ制作費の負担配分や今回の山本監督破産の経緯も詳細が見えてこないという状況が続いている。この状況にある限り、山本監督のブログはしばらく第一位を独走することになるかも知れない。(文◎編集部)

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