キャンドル・ジュン氏の「切り取り不能記者会見」を次にやるのは誰か

写真はイメージです。

ミシュラン一つ星シェフ・鳥羽周作氏とのW不倫が報じられた女優・広末涼子（42）の夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏（49）の革命的記者会見手法にPR業界も注目しています。

記者会見では、発言の一部を切り取られる報道がされがちなことを危惧したキャンドル氏は、回避策として報道陣の遅刻早退を禁止しました。13時から14時30分までの会見時間の90分間、会見会場に施錠して報道陣を実質的に軟禁するような状態です。
キャンドル氏自身が自分一人で受付を行なって、一人で司会をして、一人語り。報道陣が質問をする際には、子供の頃の将来の夢と今の仕事に就いた理由を語らせた上で壇上でキャンドル氏と対談する方式でした。

「ジャニーズ事務所の性加害問題や岸田文雄首相の最側近でブレーンの木原誠二官房副長官の不倫疑惑に比べて、独善的なマスコミ攻勢の広末涼子W不倫問題。キャンドル氏の記者会見手法で、キャンドル氏に同情する声もSNS上に増えたという意味でも会見は大成功でしょう。

質問する報道陣を壇上にあげる対談方式は、公開処刑状態です。会見の主導権を握って、実質的に支配する『キャンドル式』手法は非常に斬新です。ご自身の愛妻が寝取られたのに、一人ですべて準備して、対応するメンタリティも超人的です。記者会見の新しい手法として模倣されたら、報道陣も困りますよね。」とPRコンサルタントは話しています。

ホリエモンこと堀江貴文氏（50）も YouTubeチャンネルで、「キャンドル式」の記者会見の支持者であることを明かしています。
堀江氏は自らの会見経験を振りながら、「記者の人たちも逆に攻撃される側に立つと途端に記者の人たちも弱ってしまうということで、これは使えるなぁと思いました。」と、壇上で記者と対談方式で質疑応答を行なったキャンドル氏の手法を絶賛。さらに
「僕も次、何か大炎上して記者会見しなきゃいけないような事態になった時は、キャンドル・ジュン方式で記者会見やろうかなという風に思ってます」と話していますから、ＰＲコンサルタントの危惧した通りの展開の可能性も出てきています。

「キャンドル式」の記者会見手法をジャニーズ事務所の代表取締役社長ジュリー藤島氏と代表取締役白波瀬傑副社長や木原誠二官房副長官に踏襲して長く話していただくのもよろしいかもしれません。(文＠星野純連)