スマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)会見で浮上した「質問者仕込み疑惑」と「弁護士チーム」の正体
TABLO / 2023年10月4日 6時0分
メンバーの在籍が確認できない?
ジャニーズ事務所がスマイルアップと社名変更し、東山紀之代表取締役、100パーセント株主の藤島ジュリー景子取締役の元でジャニー喜多川氏の性加害の補償に専念すると10月2日に記者会見で発表されました。
また、ファンに公募する形で社名を決めて、タレントエージェント会社を新設して、東山紀之代表取締役社長、井ノ原快彦副社長の体制で再スタートを切るとの発表もされました。
記者会見で判明した9つの問題点をあげてみます。
1.スマイルアップにブラック企業の予兆?
送迎車にはねられ3人死傷する事故が起きたさいたま市見沼区の介護施設「ビッグスマイルリハビリセンター」にあるように「スマイル」は、ブラック企業、ブラックな労働条件の介護施設等に使われる単語だそうです。 「smile、sun、shineは、ポエムなブラック 企業の商号、屋号に多用されます。UPも上昇志向、売上至上主義等に走りがちです。 内向きを改善するための社名変更と東山社長は 話していましたが、東山専制君主のブラック企業にならないことを祈ります。」 とブラック企業に詳しいジャーナリストは 警鐘を鳴らします。
2.井ノ原快彦副社長の言葉遣いにブラック企業の予兆
井ノ原快彦副社長は、「東山さん」と記者会見で述べていました。「弊社の東山」が正しい 言葉遣いではないでしょうか。若手の育成を担当する井ノ原副社長が敬語を正しく使えないのは、新体制の不安材料になります。「東山氏がジャニーズ事務所の先輩なのは、分かりますが、対外的な場面で身内を『さん付け』するのは、専制君主的な上司がいるブラック企業で散見されます」 (ブラック企業研究家)
3.セクシャルハラスメントはしていません と言い切った東山紀之
私の知人に東山にパンツを脱がされたジャニーズJr.がいました。今は失踪中です。 セクシャルハラスメントとイタズラの境界線を理解していないのかもしれません。 4.西村あさひ法律事務所の寄生 ロイター通信の記者も質問していましたが、 今回の性加害問題解決にあたって、 顧問弁護士の西村あさひ法律事務所関係者が 多く関与し過ぎています。 公法令順守を担当するチーフ・コンプライアンス・オフィサーに招聘された山田将之弁護士は西村あさひ法律事務所のOBです。
また、ジャニーズ事務所が作った「被害者救済委員会」の三人の元裁判官のうち二人が西村あさひ法律事務所OBとその関係者です。 西村あさひ法律事務所OBの森 倫洋弁護士。 森弁護士が代表を 務めるAI -EI法律事務所から定塚誠弁護士。
5.与党総会屋的な記者の台頭
東京新聞の望月記者が、当てられていないのに 大声で質問しまくった「ルール違反」に対して、怒号が飛んだり、ジャニーズ事務所を擁護するファン代表のライターがマスコミ批判の演説をしたり、拍手が湧き起こったりと異様な状況。当てる記者に仕込みがされていたとの情報も出ています。
6.ジャニ担記者優遇の悪習の継承
ジャニーズ担当記者がいる日刊スポーツ紙等では、記者会見の内容が事前に漏れていました。 前日、当日朝の新聞やネットニュースで記者会見の発表内容の一部が報じられていたのは、 事務所から親しい記者への事前の情報提供が あった以外は考えられません。
7.刑事事件の経験乏しい顧問弁護士の誤解
ジャニーズ事務所の顧問の西村あさひ法律事務所は、刑事事件の経験が乏しく、「弁護士界の マクドナルド」等と言われています。 ジャニー喜多川氏が児童福祉法違反だという 記者からの指摘に異論を唱えた顧問弁護士に 刑事事件に詳しい弁護士からは、
「児童福祉法上の児童に淫行させていたり、児童の心身に害悪を及ぼす行為をする目的で支配下に置いていたりしたのは、児童福祉法違反です。 ジャニーズ事務所の元代表取締役の違法行為ですから、児童福祉法62条の3の両罰規定が適用され、ジャニーズ事務所に法人としての事務所自体も罰金刑に処せられる可能性もあります」との指摘がされています。
第六十二条の三 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、第六十条第一項から第三項まで及び第六十二条第四号の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、各本条の罰金刑を科する。
8.東山紀之代表取締役は、未だ登記されていない謎
株式会社ジャニーズ事務所の代表取締役は、藤島ジュリー景子、白波瀬傑の二名体制が9月19日の午後に最後に取得できた登記事項証明書に 記載された内容でした。19日の夕方に変更登記申請がなされてから未だに登記は完了していません。
9.井ノ原快彦が代読した藤島ジュリー景子メッセージ
プロセスをプロレスと誤読した井ノ原快彦副社長。若手を指導する立場であり得ないとの声も 上がりましたが、プロジェクターに新社名を映すだけというのもお粗末でした。 天下のジャニーズ事務所ですから、メッセージ 動画を流す等は何故できなかったのでしょう。 甘えと手抜きを感じた人も少なくありません。 以上のように問題点がたくさんある ジャニーズ事務所。今後の展開がどのようになるのか注目です。 (文/写真@神田川涼香)
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