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岸田総理がジャニーズ性加害問題について国会で発言 告発本の作者・ノンフィクション作家本橋信宏氏トークイベントが歌舞伎町「女無BAR」で開催

TABLO / 2023年10月26日 6時0分

岸田総理がジャニーズ性加害問題について国会で発言 告発本の作者・ノンフィクション作家本橋信宏氏トークイベントが歌舞伎町「女無BAR」で開催

ノンフィクション作家本橋信宏氏のトークイベントではジャニーズのさらなるダークサイドが聞けるかも…(撮影@山岸伸)

衆議院本会議で岸田文雄首相が初めてジャニーズ性加害問題に関して語ったことが 注目されている。

24日午後、代表質問に立った立憲民主党の吉田晴美議員が、旧ジャニーズ事務所での性加害問題について尋ねたところ、 岸田総理は、 「子ども、若者への性暴力は、心身に深刻な影響を及ぼす極めて悪質な行為で、許されるものではありません。それが長期間、広範に繰り返されたとされるご指摘の事案は決してあってはならないものです。被害当事者等の声をお聞きし、被害実態の把握に努めることは大切」等と答弁した。

傍聴している旨を吉田議員に紹介された ジャニーズ性加害問題当事者の会の平本淳也代表、石丸志門副代表は、国会内の別室でメディアの取材に応じた。 平本代表は、「国会で答弁を頂いたので、ようやくスタートラインに立った。向き合っていただきたい。」 石丸副代表は、「直接お会いしたい気持ちは変わらない。総理と面会させて頂きたい。 改正法案 ぜひ進めて頂きたい」 と語った。

ジャニー喜多川氏のような保護者ではない 大人からの性加害に対応できるように立憲民主党は児童虐待防止法改正案を提出した。 立案作成にあたり、立憲民主党の担当議員等がジャニーズ性加害問題の実態を知るために 国会図書館で借りたのが、元フォーリーブスの北公次著「光GENJIへ」(1988年データハウス刊)だ。 同書は、平本淳也氏の告発の原点でもある。

「光GENJIへ」のゴースライター務めたのは、「全裸監督」の著者本橋信宏氏だ。 また、1989年には、15歳の時、ジャニー喜多川氏から受けた性加害、ジャニー喜多川氏との関係の一部始終を北公次氏が語った映像映像版「光GENJIへ」の監督を本橋氏は務めた。 映像版はTBSでも放映され、本橋氏はジャニー喜多川氏の性加害問題告発の先駆者として注目されている。 絶版になった「光GENJIへ」の需要の高まりから、緊急出版された本橋氏の最新刊「僕とジャニーズ」(イースト・プレス)の発売を記念して複数回のトークライブが開催されたが、 まだ、語られないことがあるようだ。


10月31日に東京・歌舞伎町カラオケバー「女無BAR」で開催される「本橋信宏さんを囲む会」では、未公開のエピソードも披露するようだ。 会場は、「懺悔(ざんげ)の神様」の店。 「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で「懺悔(ざんげ)の神様」を演じたブッチー武者が営み、イベントでは、「ひょうきん懺悔室」を再現。

ジャニー喜多川氏の性加害問題を知りながら報じて来なかった報道関係者に懺悔の場も 用意されるという。 本橋氏は、 「ジャニー喜多川氏性加害問題がようやく取り上げられました。私が村西監督、北公次と告発してから35年経ちました。 トークライブ、放送で今まで語れなかった話、蔵出しします。ジャニー喜多川氏の性加害を、知っていながら口をつぐんでいたメディアの半世紀を暴きます」とアピールしている。(文@野島茂朗)

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