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複雑な家庭環境で育った1人の女性の波乱万丈の半生 朗読劇 Drmatic Reading『淳子』が開催

TABLO / 2023年11月2日 9時28分

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朗読劇Dramatic Reading「淳子」が杉並区「Music Lounge J Shimoigusa」で1~5日まで開催。

11月1日から5日まで東京都杉並区のMusicLounge J Shimoigusaで朗読劇 Dramatic Reading『淳子』(原作竹田淳子、 脚色・演出・音響 篠原明夫)が上演される。 篠原氏は、「竹田淳子さんの講演を拝聴したのが4年ほど前でした。僕に出来る最大の支援と言えば作劇。これに尽きるのです。30年前から朗読劇に挑んでいます。舞台化・映像化が難しい脚本や、お客様の想像力をかき立て、個々に感じて頂きたい脚本を作り、稽古も1ヶ月以上かけて丁寧に作り込みます。今回も朗読劇ならではの迫力と感動をお届け致します」と話す。

主演Bの 白猪真由美(しらいまゆみ)は、「『隣人が誰にも言えずに苦しんでいるかもしれない。』そんなことを考えるようになりました。初めて脚本を読んだときには驚き、涙し、この世の中でそんなことが本当に起きているの?! と信じがたい思いでした。この現実から目を背けず、真正面から『淳子』を演じさせていただきます。大切なメッセージを皆様にお届けしたいです」とアピール。


出演、永野百合香は、「今までこんな世界もあると、知ってはいても向かい合うことのなかった世界。ただ、真摯に向き合って大切に言葉を伝えたい。それが今、私の出来ることだから どうそ、受け取ってください」と話す。

原作者の竹田淳子氏は、「初めて台本を読んだ時に淳子役、少女役の演者さん達は時折、声を詰まらせていた。稽古中もネガティブな言葉ばかりなので、しんどかったのではないかと心配しました。皆さん全力の体当たりで演じて下さるのでしっかりと闇の世界の現実が伝わると思い、感謝しています」 と語った。

ストーリーは、 父は組長、母はストリッパー。13歳で覚醒剤に溺れ、最初の夫から逃れる為に風俗の世界へ。 次の夫の為に家は全焼し多額の借金を負う。 3番目の夫との出来事で4年間の実刑。 過酷な刑務所生活と独り子の 「長生きして下さい」の一言に更生を決意。 倫理法人会で心を学び多くの経営者たちと出逢い、やがて非行へと向かう人々を救い上げ、 出獄後の社会復帰をする人物と出逢う。 自らの過酷な体験を武器にラブサポーター淳子は今日も時と場所を選ばず駆け巡る。(文@星野純蓮)

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