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ホストvs警察が勃発か 悪質ホスト取り締まりに警察庁が介入にホストの一部が反発

TABLO / 2023年11月17日 11時57分

ホストvs警察が勃発か 悪質ホスト取り締まりに警察庁が介入にホストの一部が反発

歌舞伎町も様相が変わってきた。

 

警察庁の露木康浩長官が定例記者会見で、ホストクラブの女性利用客が高額な料金を請求され、支払い資金を捻出するため売春をさせられる事案が発生していることを問題視し、 匿名・流動型犯罪グループ(特殊詐欺)が背後で不当に利益を得ている可能性にも言及しました。

長官はホストクラブの売掛回収の仕組みを理解していないかもしれません。売掛金を回収できないと担当ホストが給料から引かれるのです。働いて売上を作っても、差し引かれて、 実質無給になるという最悪のケースがあります。背後の組織を妄想するより、給料から売掛金が差し引かれて、最低時給以下になるホストの違法な労働条件も理解してほしい」 とホストクラブOBは話しています。

当サイトはホストの債権回収について、取材しました。 「売掛伝票を作る際には、女性客の運転免許証、マイナンバーカード等をコピー、もしくは スキャン、撮影します。住民票を実家に放置している娘の場合には、実家に行って話し合いです。親御さんが人並みに稼ぐ常識人ならば、 親御さんが肩代わりして解決。もしくは、請求額より安い和解金を親御さんが払います。 親子関係が破綻していたり、親御さんが肩代わりを拒むと、手配書のようなLINEやメールが キャバクラ業界、風俗業界にまわります」 (ホストクラブ幹部)

SNSは、マッチングアプリ同様に新規顧客開拓に使われていますが、債権回収にも使われるようです。 「売掛を払わすに逃げている娘のFacebookの友達、Instagramのフォロワーに『●●さんと連絡とれなくています。連絡とれますか。 心配です。』なんてメッセージを送りまくるんです。『友達やフォロワーに送るなよ。』とキレて女の子から連絡してきたりします」 (歌舞伎町ホスト)。

一方で、元カリスマホストは、 「ホストの売掛が悪だとか報道されるのは 心外です。銀座のクラブの売掛もあるでしょ。 政治家の偉い先生方は、銀座のクラブの請求書を後援者にまわしたりして、払わせているでしょう。だから、売掛を政府が規制したら、先生方は、遊べなくなってしまいます。政治家の後援会の社長さん達も、売掛制度が規制されたら 遊べなくなってしまいます。だから、売掛制度規制は政治家先生方の自分の首を絞めることに なりますよ」と話しています。

では、匿名・流動型犯罪グループが背後で不当に利益を得ている件に関してはどのような状況なのでしょうか。

「歌舞伎町は、通りごとに暴力団のシマが 変わったりして面倒くさいですね。暴力団も人手不足で、僕が若い時にいた店で トラブルあった時にケツモチを呼んだら、 来たのは週刊誌記者でした。野球選手みたいなガタイで、ニコニコしているだけ。みかじめ料払っているのに、 使えねーって思いました。半グレ系で金持ちの 社長から出資してもらって店を経営している 人は確かに増えていますね」 (ホストクラブ幹部)。

色々と闇は深そうですが、警察の管轄の問題もあるようです。

「歌舞伎町は、新宿署の管轄の地域が多いですが、明治通り側にいくと四谷署の管轄になったり、徒歩圏内のホスト、風俗嬢、キャバ嬢が 住むエリアは牛込署、戸塚署。ホストのトラブル解決には、これらの四つの警察署の提携が 必要だと思います。通りの向こう側はウチの 管轄じゃないから等と、邪険にされて被害届を出せなかったりします」と語るキャバ嬢は、 友人がホスト被害に遭ったそうです。

時代錯誤な体制の警察には、進化して もらわないと、国民の安全を守ることは できないと思います。 悲劇を繰り返さないように警察の改革も急務です。(文@神田川涼香)

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