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【画像】関西某所で玄関先に魚の頭を吊るす謎の奇習「あれは首を切るというサイン」

TABLO / 2013年9月29日 13時0分

【画像】関西某所で玄関先に魚の頭を吊るす謎の奇習「あれは首を切るというサイン」

 関西のとある地域に行くと、この画像のような光景をよく目にする。玄関先になぜか、さんまやイワシの頭だけが吊るされているのだ。この異様な行為にはいったいどういう理由があるのだろうか。

 ネットで調べようとしても、「節分の日にイワシを買うのは関西人だけだ」といった訳の分からぬ誹謗中傷のような記述があるのみで、"魚の頭を玄関に吊るす"という行為そのものについての説明は皆無だ。また、その地域に古くから住む人々に話を聞いても積極的な回答は得られなかった。誰もが、この件について口を堅く閉ざしている中で、唯一まともに回答をしてくれた老人が意味深な証言をする。

「この地域は物騒やろ? せやから、ああいうことをする人もおるんや......」

 確かに、この街には物騒な事件が多い。2本の路線の最寄駅も近く、総合病院、学校、図書館、市役所と住みやすい住宅街にも関わらず、不動産サイトなどでこの地域を検索すると異常に家賃が安いことに気付く。地元の不動産屋に話を聞くと、この街は"タブーに包囲された街"と言われていることがわかった。具体的な表現は避けるが、この街を取り囲んでいる事情は複雑だ。不動産屋の社長が語る。

「昔、隣接するA地域とB地域の若い連中がこの街に来て、めちゃめちゃ悪さをしとった頃の名残や。警察かて、ちゃんと取り締まってくれたらええのにほったらかしやがな。いろんな事情で手出しできひんいうとったけどな」

 かつて、この街は隣接する2つの地域から犯罪のターゲットにされていた。学生からのカツアゲ、商店での集団万引き、置き引き、傷害、放火と多岐に渡り、この街を通る線路上に石を置いて電車を停車させた者までいたという。その頃から、この街の住民たちは、玄関先に魚の頭を吊るすようになった。

「なぜ、魚の頭を吊るすかって? あれはサインや。家に入ってきたら、首を切って殺すっていう意味なんや」

 関西有数の物騒な街だけに現在も、その習慣を続ける家は多い。魔除けの意味もあるようだが、その裏にはこんな鬼気迫るサインが隠されていたのだ。

Written Photo by 村上茜丸

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