ASKAが薬物吸引を認めたアンナカとは?「常習者が好むシャブの隠し味で...」
TABLO / 2013年10月9日 21時0分
「シャブ&ASKA」などと報道され、覚せい剤の使用疑惑がかかっていたASKAが9日発売の週刊文春のインタビューで暴力団員との交際、薬物疑惑を一部認めた。
本人の言葉によると吸引していたのは覚せい剤ではなく「アンナカ」という興奮剤の一種だったという。正式名称は安息香酸ナトリウムカフェインという医薬品だが、これは一体どのようなものなのか。裏社会での使われ方を元ドラッグ売人が語る。
「今はなかなか手に入らないけど、アンナカはあくまでシャブの混ぜ物。それが混ざっているものは『下ネタ』と言って常習者には重宝されている。『下ネタ』っていうのはその言葉通りで、下半身用シャブのこと。アンナカを隠し味にすると、シャブが完全なセックスドラックになるんだよ」
覚せい剤を使うと男は通常、性的不能になる。しかし、アンナカを混ぜたものは感度も上がって興奮も長続きするため、いわば媚薬的に使われることが多い。とはいえ、あくまでも覚せい剤に少量を混ぜるための医薬品なので、それ単体でドラッグ売人が扱うことはない。
だが、このアンナカを混ぜた覚せい剤は常習者からの人気は高く、売る側も需要に応じて大量に入手せざるを得ない。その入手ルートとしては意外な場所まであげられるという。
「本来は馬の種付けなどに使う興奮剤なので、厩舎あたりとコネがあって、そこから横流しをしてもらうケースもある」(前出・元ドラッグ売人)
ASKAの告白によって一躍有名になったアンナカ。普通に生活している分には縁遠い医薬品のようだ。
Written by 西郷正興
Photo by 12/aska
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