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便所飯やぼっち飯は絶対NG...質の高いランチを取るべき理由

TABLO / 2013年10月23日 8時0分

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 あなたは、どのようなランチ休憩を取っていますか? 昼食を取ることは空腹を満たしたり午後の仕事に向けての活力を補うためにも、とても大切なこと。そう頭ではわかっていても、忙しくてランチを食べ損ねてしまったり、ダイエット目的でわざと食べない、なんて方も少なくないのでは?

 とくに最近では、"便所飯"や"ぼっち飯"をする人が急増していると話題になっています。しかし、ある研究で、そういった質の悪いランチ休憩を取っていると仕事の生産性にも大きく悪影響を及ぼすということが判明しました。詳しい研究結果をご紹介します。

昼抜き、ぼっちなんてありえない!質の高いランチを取るべき理由

 世間では昼食抜き、ぼっち飯をする人が多いと言いますが、本当のところはどうなのでしょうか?

 総務省の社会生活基本調査によると、25~34歳の男女で朝食を抜いている人は34.1%。前年代の平均17.5%を大きく上回っているというデータが出ています。

 さらに、同年代の昼食を抜いている人は19.0%と、全体の14.4%よりも高い結果も。また、ぼっち飯をする人も多いようで、マイボイスコムが2013年2月に行った「平日の昼食」に関する調査でも、平日の昼食を一緒に食べる人は「自分ひと り」(52.4%)が半数以上を占めており、とくに女性30代以上は「自分ひとり」で食べる人が半数を超えている、と判明しました。

 しかし、アラサーにもなれば、ひとりで食事していたところでなんら違和感はないのも正直なところ。ですが、ライフメディアが20歳以上の会社員・公務員の女性に行った「働く女性のランチに関する調査」で、ランチタイムにしていることを聞いてみると、 「おしゃべり」(49%)に引き続き、「携帯をいじる(40%)」、「インターネット(34%)」をする女性が多いのは少し気になります。

 実は、昼食抜きやぼっち飯、ランチ休憩にネットなどのこれらの行動が、あなたの仕事の生産性を大きく下げているからなんです。

仕事の生産性を高めるランチ休憩の大切さ

 調査を行ったのはテネシー大学チャタヌーガ校で健康心理学を教えるクリス・カニンガム教授。教授は、「仕事に集中するための注意力は精神的、社会的、そして体力的な活力を奪い、ストレスや低い生産性につながる。椅子に一日中座っていると生産性や 気分、肉体的な健全性の妨げになることを示す研究が数多くあり、少なくとも日中に一度はなにか活動的なものをすべきだ」と指摘します。

 研究によると、活力を補うのに最も簡単な方法は"自然とのふれあい"であり、休憩時間のすべてをそれを充てるといいのだとか。また、同僚と交流を図ることも活力を得る方法として有効なようで、教授は「なによりも食事を楽しむことが重要」とも語っています。

 ランチ休憩は仕事の息抜きも兼ねています。たとえランチ抜きやぼっち飯な日があっても、なるべく上司や同僚、友人や家族との食事時間は大切にしたいものですよね。

 あなたもこの機会に、自分のランチ時間について、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。

Photo by stockimages

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