JR横浜線踏切事故での発言で大物司会者が炎上 「違法行為での救助に勲章贈るな」
TABLO / 2013年10月24日 10時0分
多くの番組司会では高視聴率をキープしてきた大橋巨泉。英語圏文化にも精通しており海外展開したギフトショップでは大成功、その後日本では政治家としても議員当選。現在はセミリタイアとしながらカナダに滞在し、日本では辛口コメンテーターとして時折姿を現している。
そんな彼が、先日発生したJR横浜線踏み切り内の男性を救助し死亡した、村田奈津恵さんの事故に対する安倍政権の対応を批判し話題を集めている。
「言っときますけど、踏切のあれが降りている時に、潜って中に入るのは違法行為なんです」
「国がね、違法行為に対して、表彰して勲章を贈るのは如何なものか?」
「踏切潜って人を助ければ、国から勲章を貰えると思った子供が入ったらどうするの?」
「安倍さん責任取れるの? あの菅っていうイヤな顔した官房長官。責任取れますか?」
この発言を良く聞けば、政府の対応への批判であることは一目瞭然なのだが、何故か「死亡した村田奈津恵さんへの冒涜である」として炎上騒動が勃発することとなってしまった。
冷静なネットユーザらは「巨泉がはじめてまともなこと言った瞬間だったのに」「言われてみればそうやね。さすがパイプカットセンパイ」「責任をとってAKBは解散しろ」とのコメントを寄せている。
現在は巨泉発言に「こういうことを人気取りに利用する政府はイヤだよね」と賛同した室井佑月や、「ピシっと的を射ている」と巨泉発言を絶賛した番組パーソナリティの大竹まことにも批判の矛先が向かっているようだ。
他にも同番組内では「オリンピックで喜ぶなんてどうかしてる。何が絆だ。東北ってだけで差別される」「オリンピックのしわ寄せを食うのは東北」といった発言もあったようなのだが......。
まだまだここまで大きな波紋を投じることが出来るのであれば、大橋巨泉もセミリタイアと言わず、公の場に復帰してみるのはどうだろうか。
Written by ニポポ
Photo by 大橋巨泉「第二の人生」これが正解!: 人生80年時代「後半生」を楽しく生きるための10の選択/小学館
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