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欧米で血液型別ダイエットは常識? A型が「朝バナナ」をしてはいけない理由

TABLO / 2013年10月25日 0時0分

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 血液型によって適した食べ物を選ぶ「血液型別ダイエット」は、欧米の医療界でも取り入れられ、ごく一般的になってきた。それによると、A型はかつて流行した「朝バナナダイエット」をやると、なんとダイエットとは逆効果になってしまうそうだ。A型の体質に合う食べ物とその根拠をご紹介しよう。

血液型によってホルモンの分泌量が違う

 日本人にいちばん多いとされているA型は、ストレスホルモン「コルチゾール」が分泌されやすいそうだ。このように血液型ごとに体内環境は微妙に違っており、「血液型別ダイエット」なる理論も存在している。

 米国連邦政府公認ドクターオブカイロプラティック・中島旻保氏は、"血液型に適した食べ物=太りにくい食べ物、適していない食べ物=太りやすい食べ物"という理論を提唱している。その理由は、ほとんどの食べ物に含まれている「レクチン」というタンパク質が鍵を握る。

「レクチン」は血液の抗体に似た性質を持つため、輸血で合わない血液型があるのと同様に、身体に合わない「レクチン」が存在する。合わない「レクチン」は 95%排出されるので絶対に食べてはいけないわけではない。ただ、残りの5%が糖と結合し血液の流れを滞らせたりする。よって余分な脂肪が溜まってしまう のだ。

A型の体質に合う食べ物リスト

 ルーツが農耕民族であるA型は、もともと植物性の食べ物に適した体質であるため、肉類の消化にはあまり適していない。胃腸も丈夫ではないといえる。
 そこで、A型に合った食べ物をご紹介しよう。


●A型に適した食べ物

 穀類、野菜、豆類(注:赤・白インゲン、ヒヨコ豆は×)を中心とした食生活がよい。みそ、納豆、つけものなどの発酵食品を日常的に摂り、たんぱく質は豆やソバから主に摂るのがおすすめだ。
 レモン汁、グレープフルーツなどを朝食に取り入れると消化器官の浄化を助ける。食後のパイナップルなどもよい。
 動物性たんぱく質は、肉よりも魚。サバ、イワシなどの青魚や、タラ、サケ、コイ、アンコウ、キンメダイなどがよい。
 調味料は刺激の強いものを避け、からし、マスタードならOK。


●A型に合わない食べ物

 肉類は消化しにくく、脂肪として蓄積されやすいのでダイエット中はNG。
 貝類、甲殻類、イカ、タコ、スモークサーモンなどに含まれるレクチンがA型には合わない。ウナギ、スッポン、舌平目、キャビアなどもよくない。
 胃酸が少なく消化器官が繊細なので、チーズ、バター、生クリーム、カスタードクリームなどの乳製品・卵との相性が悪い。牛乳よりも豆乳を飲んだほうがよい。
 マンゴー、パパイヤ、バナナなどの酵素が強いもの、みかん、オレンジや100%ジュースはA型の胃には刺激が強すぎる。つまり一時期流行った「バナナダイエット」はA型は不向きと言える。
 刺激の強い唐辛子、酢などの刺激の強い調味料はよくない。

血液型別ダイエットなら続くかも

「なかなかダイエットを始められず、食生活が乱れている人にこそ血液型ダイエットをすすめたい」
『O型は深夜に焼肉を食べても太らない?血液型別「デブ」にならない食の法則』(講談社+α新書)の著者であり、米国連邦政府公認ドクターオブカイロプラティックの中島旻保氏はこう提言している。

 大切なのは食を意識し、自分の身体に興味を持つことである。つまり「血液型別ダイエット」は食事療法を意味している。どのダイエットを試しても続かなかったり効果がなかったひとこそ、試してみる価値があるのではないだろうか。

Photo by Stoonn

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