松本人志『R100』大ゴケより深刻だった? 「吉本では新番組の低視聴率のほうがタブー」
TABLO / 2013年10月31日 12時0分
ダウンタウンの松本人志(50)が監督を務めた映画「R100」が前代未聞の興業不振に陥っている。5億円の製作費を投入し、大々的な宣伝を行ったにも関わらず、公開初日の5日と翌6日の2日間では興収5282万円を記録。松本作品では、過去最低の客入りだったことが分かった。所属事務所である吉本興業周辺では「(映画の)担当者が出社拒否をしている」だの「冬のボーナスは出ないらしい」など、ネガティブな噂も流れているようだが、実際にはどうなのか。吉本興業関係者が証言する。
「世間で言われているような大混乱という感じではないです。松本さんの映画は最初からハイリスク・ハイリターンなので、映画のヒットは願っていましたけど、想定内の出来事ですから。社内は『あ、やっぱり?』という雰囲気です」
何だか冷めた物言いに聞こえるが、そこには、吉本関係者の松本映画アレルギーが蔓延しているからだという。
「あまりみんなあまり関心がないんです。ここだけの話、あの映画をちゃんと観た社員もほとんどいませんよ。松本さんは映画製作にあたっては『ここはひとつ僕と心中するつもりで......』なんて上層部に言ってるようですが、社員そもそもその気はありません。会社には『儲けも損失も会社の責任』ということを肝に銘じて欲しいということだけ」
吉本興業と仕事上の繋がりがあるという別のテレビマンは「松本さんにちゃんに映画製作をやらせるのは莫大な金を稼いでくれるドル箱スターに対する接待みたいなもんですよ」と苦笑いする。
「それより、ダウンタウンの新番組『100秒博士アカデミー』の低視聴率(初回6.3% ※関東地区 ビデオリサーチ調べ)のほうが深刻なんです。こっちのほうが社内的にはタブーになっていて、11月3日からスタートするフジの『爆笑 大日本アカン警察』の後番組も控え、正直終わってる『R100』どころではないというのが本音です」
松本人志が「誰も見たことがない映画」を目指すあまり難解な作品になり、世間は置いてきぼりにされてしまった「R100」。映画の場合は「観客が付いてこれなかった」という上から目線の言い訳が通用するが、テレビのバラエティー番組ではそうはいかない。テレビでの実績を盾に映画制作を継続してきた松本だが、映画と新番組のダブル大ゴケでは求心力さえ低下しかねない。正念場に追い込まれているのは間違いないようだ。
Written by 風間岳人
Photo by 笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大崎洋物語/幻冬舎
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